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はい。前回に引き続き焚火の話しです。
→関連:初心者の為の焚火の話(1)
焚火の始め方
下準備
★焚火予定地周辺から燃え易いものを取り除いてください。
地面に落ちている落ち葉等も可能な限り退かしましょう。
★焚火台設置
不安定じゃないか確認。
★焚火台周辺に水を撒く
コレはやらない人の方が多いですが、出来るだけやってください。芝生サイト等燃え易い地面の場合、何かの弾みで火が地面に落ちてしまったときに芝生表面を結構な速さで火が走ったりもします。それを防げます。
★消火用の水を用意する
少量でも構いませんがいざとなったら消化出来る様、手元に水を用意してください。もちろん飲料用のジュースとかでも構いません、いざと言う時用です。
かまど作り
直火OKのキャンプ場なら石を組んでかまどを作りましょう。
かまどを組んだら底に新聞紙を敷き、薪を置いていきましょう・
着火
焚きつけ、もしくは着火材を利用し、薪に火を着けます。
いきなり薪に火を着けようとしても、相当良い薪出なければ着火しません。焚きつけか着火材を用意しましょう。
忘れてしまった場合でも季節によっては現地調達も可能です。
★スギの枯れ葉
焚きつけの現地調達といえばコレ。茶色く枯れたものを拾うこと。はじめは煙を大量に出しますが、次第に燃え上がり、火力も十分あります。
★松ぼっくり
スギの枯れ葉と同じくらい焚き付けに利用されています。乾いていればライターで簡単に着火し、火も良く、着火材としても燃料としても重宝します。なんとなく寒い季節限定かと思いきや、意外にも一年中新鮮なのが落ちています。
★松の枯れ葉
針状の葉っぱで焚きつけで使えるほど集めるのは意外と大変だが、松脂が含まれる為、着火材に最適。高原キャンプ場等ではスギの枯れ葉よりも、よく目にします。
★樺の樹皮
松の木同様、樹脂を多く含み、非常に燃え易く、火持ちも悪くありません。
★麻紐
現地調達と少し違いますが、ほぐすと着火し易い材料となります。キャンプ道具に巻き付けておいたり、荷造りの紐として利用しておいても良いかもしれませんね。
ただし、自然の着火材はやはり不安要素もあります。そして慣れないうちは焚火の着火は非常に困難なものです。最初述べたように、着火材の用意も持って行きましょう。私もいざと言う時用にロゴスの固形着火材を油紙で包み毎回持っていっています。
また、ファイアーブロアー(火吹き筒)があると非常に便利です、これは使ってみるまで便利さに気付けないパターンの便利さです。それほど高いものではありません、是非、手に取ってみてください
(↓さぁ、アソシエイトに協力する時間でございます)
焚火
焚きつけから徐々に大きな薪へ火を移していってください。薪の補充さえ怠らなければ焚火は維持されるでしょう。もしも、この焚火で煮炊きをするなら薪の供給を止め、熾火(おきび)にしましょう。
熾火であれば、クッカー等に煤が着きづらいので、クッカーの後片付けが簡単です。
皆さんも焚火料理に挑戦してみは如何ですか?
(※上の写真は知り合いに作ってもらっているところの写真です、私は料理出来ません)
片付・撤収
火が完全に消えていることを確認してください。消化から数時間経っても灰の中でくすぶっている事はよくあります。可能であれば火消し容器を用意してください。無ければ水を掛けアルミホイルで包んで持ち帰りましょう。もちろん、キャンプ場で処分してくれるところなら処分をお願いしても良いですね。不法投棄は絶対にしないで下さい。不法投棄は長期的に自分達の首を絞めることに繋がります。
ちなみに私はステンレスのコーヒー豆保存容器を火消し壷として利用しています。
これなら価格も安くて、密閉も出来て便利です。火消し壷は高くて買う気になれなかった。
直火OKのキャンプ場でも同様で、キャンプ場のサービスによりますが灰は出来るだけ除去してください。かまど自体は完全に壊さずにある程度、形跡を残したほういいです。そうする事により次のお客さんも同じ場所で焚火をする様になり、無闇にファイアスポットを広げず、まだ環境にやさしいと思います。
最後に
焚火はマナーを守り正しく安全に行ないましょう。
90年代はどこのキャンプ場直火OKが基本だったそうです。
しかし、マナーの悪さで火事を招いたりして、
今の様な焚火台スタイルが主流になったと聞きました。
マナーを守らなければいずれ直火どころか焚火がNGのキャンプ場も増えてしまいます。
どうか、マナーは守ってください。
以上、それでは焚火を楽しんでください。
合わせて↓この記事もどうですか?
初心者の為の焚火の話(1)