初心者の為の保冷剤の話
皆さんこんにちは!管理者のHagarieです。
キャラメルキャンディキャンパーにアクセスして頂きありがとうございます!
それにしても最近暑いですね、先日、沖縄に続き奄美地方も梅雨明けしたとニュースが報じていましたが、私の住む千葉県はまだまだ梅雨真っ只中、気温も然ることながら湿度も高くて嫌になってしまいます。そういえば先日、会社の屋外休憩所に置いてある温湿度計を覗いたら天気は晴れているのにも関らず湿度50%を指していました。これは一体どういう事でしょう、このまま帰っていいのかな?と本気で思いました。サラリーマンなんてなるもんじゃない。
さぁ、という事であと少しで夏本番です!
今回は保冷剤のお話しをしますよ!
本当ならクーラーボックスとかの話しをしたかったんですが、私も何分キャンプ初心者ですのでクーラーボックスの知識が浅いのです。という事でクーラーボックスの記事は少し待ってください、私の知識蓄積を待ってください、あとで勉強します。
★ 保冷剤の目的
夏のキャンプでは、その暑さにより食材がダメになってしまわないか気になりますよね。ハードタイプのクーラーボックスを持っていけば大丈夫!そう考えるかもしれませんがクーラーボックスはあくまで
「保温容器」。温度を保つ力はあっても、その中身を冷やす力はありません
(ガス式クーラーボックスは除く)、その為、いくら高級、高性能なクーラーボックスを利用しようとも保冷剤が無ければボックス内の温度はすぐに外気温と変わらなくなってしまいクーラーボックスとしての意味を成さなくなってしまいます。
屋外レジャーにおいて熱を作り出す事は比較的簡単ですが、
逆に熱を奪う、冷やすという事はなかなか難しい事です。それをお手軽に実行可能出来るのが
保冷剤という訳です。
★ オススメの保冷剤
数あるキャンプメーカーの中でも
ロゴスは特に保冷剤に力を入れていると感じます。私もキャンプを始めたばかりの頃、ロゴスの保冷剤を購入しました。
総重量:(約)600g
サイズ:(約)19.5×13.7×2.8cm
主素材:[容器]ポリエチレン [内容物]植物性天然高分子
表面温度-16℃。
保冷能力8倍。(一般保冷剤に比べ)
魚も凍る、ロゴスの強力保冷剤。氷点下パックシリーズ。
通常の保冷剤と併用するだけで長く保冷できます。
さぁ!食べ物をダメにする前に保冷剤を買おう!それも今ココで!さぁ!
★ 保冷剤の中身
皆さん、上でオススメした保冷剤は買ってくれましたか?はい、ではですね、保冷剤の中身についての話しです。皆さん
「保冷剤の中の青い液体はなんだろう?アルコールかな?特別な薬品かな?」なんて思った事無いですか?意外かもしれませんが、あれは高分子ポリマーに水分を吸わせ着色しただけのものです。
高分子ポリマーとは知っている方も多いかも知れませんが紙オムツなんかでも使われてる水分を凄く凄く吸うヤツです。水分単体だと何かの弾みで保冷容器から激しく洩れる恐れがありますし、容器内の対流なんかも抑える為です。そういった理由で高分子ポリマーに水分を吸わせ保持させているのです。
なので、あくまでも保冷で大切なのは
「水」なのです。H2O。
★ 保冷とは?
保冷するには保冷剤の
熱容量が関ってきます、熱容量とは物の温度を1度上げるのに必要なカロリーの事で、熱容量はその物の
比熱にその物のグラム数をかけた数に等しくなります。つまり、同じ比熱の物質なら、その量が多いほど、熱容量は大きくなりますし、同じ量なら比熱の値が高い物のほど熱容量は大きくなります。
分かりやすく言うと
「冷たい物をたくさん用意すれば冷たさは長時間維持出来るし、同じであれば比熱の値が高い物の方が冷たいままだよ」って話しです。
ここで各物質の比熱を比較してみましょう。
名称
比熱(kJ/kg/K)
液体アンモニア
4.82
水
4.20
海水
3.97
エタノール
2.40
空気
1.00
砂
0.97
アルミニウム
0.90
ガラス
0.80
鉄
0.44
銅
0.38
銀
0.23
上の表を見てもらうと分かるのですが
「水」って凄い高い比熱の持ち主なんですよ。数値で言うと液体アンモニアに僅かに負けていますが身近で
液体アンモニアなんて早々無いですからね。それに比べて
「水」のコスパの良さですよ。
「って言う事は、保冷剤を買う必要ないじゃん?」と思いますよね。氷を持っていけば良いじゃないかと。
正直なところ私もそう思います。2Lのペットボトルに水道水を入れてキンキンに凍らせれば早々溶けませんしクーラーボックスの能力によりますが2泊3日の夏キャンプでも一部凍ったままキープ出来ます。
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