ヘビーロストルを切ってみたよ。
たまには管理人Hagarieの活動記録も掲載させてください。
という訳でタイトル通りユニフレームのヘビーロストルを切ってみました。
まず、皆さんご存知ですか、ユニフレームのヘビーロストル。
数あるロストルの中でも、このヘビーロストルは芯材が5mmと太く、重いダッチオーブン等載せてもビクともしない剛性、素材はステンレス製でサビも気にせずガンガン使え、さすが「ユニークなフレーム(火)」でお馴染みの火気メーカー、ユニフレームさんの製品だなという感想です。(ここまで褒めちぎれば、ロストルを切っても怒られないだろ)
本来はユニフレームのファイアグリル用なのですが、335*335mm、450*450mmというサイズ展開をしており、前述した使い勝手の良さもあり、ファイアグリルを持っていない私も、別メーカーの焚火台のゴトク兼焼網用に335*335mmサイズの購入に至りました。
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まず、何で切ろうと思ったかと言うと、
このヘビーロストル、ソロメインの私には少し大きいんです。
私はスノーピークの焚火台Sで良く使用していたのですが、
これを載せると薪の補充が面倒でした。手順的には、
ロストルとロストルの上に載っているモノ達を退かす
↓
薪補充
↓
火加減調整
↓
ロストルを載せる
↓
ロストルの上に載っていたモノ達を戻す。
という作業。
薄々は感じていましたが、正直ね、文章にしてみて分かりました。
これ、そんな面倒な作業じゃないですね。
でも焚火やってる時なんて、お酒とか入っちゃってるんですよ。
いつもはキビキビ働くThe真面目な私も、お酒入ったらダメ人間なんですよ。
そんなダメ人間、作業したくないんですよ。
ソロキャンプの時くらい王様になりたいんですよ。
王様は働かなくてイイんですよ。
そんな面倒臭さがキャンプの醍醐味なのは重々承知なんですが、そもそも、この作業にロマンを感じませんでしたからね。ロマンの無い作業は効率化する対象ですよね。
あと収納ですね。
スノーピークの焚火台Sのケースは、そこそこ大きく使い勝手が良いんですが、それよりさらにヘビーロストルは大きいんです。入らないことは無いんですが、無理やり入れても美しくない。ロマンを感じないんですよ。収納上手の私もこれには手を焼いちゃって、諦めて別の袋に入れて運搬してたくらいですから。
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早速ロストルを切っていったんですが、前述した通り、圧倒的な剛性。
手動だと400億年くらい掛かりそうなので、ディスクグラインダーっていうんですか?あの町工場のおっちゃんが巧みに使いこなしそうな奴。あれを借りて、見よう見真似で切ってみました(推奨出来ない)
作業風景とか撮ったんですが、見れたもんじゃないし、そこは省くスタイルで進めます。
2分くらいで全部切れました。
で、出来たのがこれ。
なかなか良い出来。自分で言うのもなんですが、本当に良い出来。綺麗に当分割され、切断面も綺麗にバリを落として完璧な出来。これ、もはや売れる出来なんじゃないか?
とか思っていたら、近くで見ていた知人から、
「切断するサイズをそれぞれ変えたほういいんじゃないの?使い分けや応用利くし、実は切る前から思ってたけどさ」
とか言われちゃいましてね。
(確かにそうだな...)とか思いつつそこは、
「実は私もそれは考えていたが、色々理由あってこうしたんだ。狙い通り完璧!」
と答えておきました。
苦笑いされましたので、彼をいつかテントのフライシートにでも改造してやろうと思います。
さて、実際に焚火台に載せて試してみました。
考えていた通りになりました、満足度が高いです。
収納性もバッチリでした。
これなら収納ケースに問題無く、一緒に入れられるので運搬時や展開時に捗りますね。
次にニュートラルアウトドアのX型焚火台にも載せてみました。
うん。良い感じです。
この焚火台は元々ロストルが鉄製で、何回か使って直ぐに錆び切ってしまい、グリル機能が失われていましたがこれで復活。ついでに薪用のロストル(上の写真だと分かりづらいですが、底にある錆び切ったロストル)もこれに変える事が出来そうです。
私は完全ソロ焚火用にエスビットのチャコールグリルXSを使用しているので、そちらでも試してみました。
まず、こっちが純正ロストル
正直これでも不満はありません。
次に今回切断したロストル
一見ダメそうに見えますが、
端っこにケトルなんか載せるのに丁度良くなりました。
これはこれで十分アリです。
実はこのエスビットのチャコールグリルXSも、本来は炭火専用のグリルなので焚火で使うと熾火にならず不完全燃焼になってしまうものだったので手を加えてあります。それに関しても、いつか記事を上げさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
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やはり、自作や改造すると、そのギアに対して一層愛着が沸きますのでオススメです。
私の短いキャンプ経験から言うのもアレですが、最終的なヘビーキャンパーは自作ギアの沼に嵌りますね。まぁ、それだけ楽しいのも確かですので、初心者の皆さんも是非、自作・改造ギアライフを楽しんでください。特に、これをキャンプ場でやるとさらに楽しいですよ。薪からスプーンやフォークを作ったり、オススメです。
今回、何だかんだで、上手くいきましたが、自作や改造をする際は、しっかりプランを立ててから行動を起こしてください。私も過去に失敗した事が数多くあります(なら今回もしっかりプランを立てればいいのに)、後悔先に立たずとは良く言いますが、それにより事故の未然防止にもなりますし本当に大切な事です。宜しくお願いいたします。
繰り返しになりますが、是非みなさんもギアの自作・改造を楽しんでください。
合わせて↓の記事も読んで行かないかな?
チャコールグリルを焚火台に
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