ロゴスについて

(※この記事は2018年4月25日に一部加筆、訂正を行なっています)
メーカー小話、第4回目は
LOGOS(ロゴス)
について説明します。
ロゴスについて

このメーカーは、コールマンやキャプテンスタッグ、スノーピーク同様に広大な製品群を取り扱っている為、ロゴスのみの製品でキャンプを行なえます。また、他の大衆メーカー同様手ごろな価格帯ですが、ナホバ調(カナディアン柄)のテントやチェア等を出しており、他のメーカーとはちょっと違う雰囲気を出しています。ロゴもメイプルリーフ、楓柄でお洒落感が漂っていますね。私もこのロゴに惹かれ、一番最初に買うテントを決める際、キャプテンスタッグにするかロゴスにするかで悩み、最終的にロゴのデザインでロゴスのテントを買うに至りました。
ロゴスのブランドポリシーは、
「水辺5メートルから標高800メートルまで」
というもので本格的な山岳ブランドやマリンブランドの中間のアウトドア・ファミリーキャンプ用品を中心に展開しています。近年ではクロージング(服類)にも熱心で、タウンユースでも見かける事も多くなりました。また防災グッズも多く取り扱う様になってきたので、皆さんの家にもキャンプ製品以外でロゴスの製品があったりするかもしれません。
このブランドポリシーにより、局地仕様でストイックなオーバースペック製品は非常に少なく、潰しの利くキャンプ向け製品が多い印象です。その為、初心者にもオススメし易い製品を多く取り揃えています。
前述したとおりロゴスはナホバ調の製品郡があったり、ロゴもメイプルリーフであったりと一見するとカナダとかの国外メーカーと思われがちですが大阪企業です。バーベキューで焼きソバを焼く文化を広げたのもここロゴスだそうです。そんな意外な一面もあるロゴスの歴史を紹介していきます。
ロゴスの歴史
1928年 創業者である柴田実昭さんが大阪市港区に船舶用品問屋大三商会を発足。
1948年大阪市浪速区で用品問屋「柴田機械船具店」として再発足。
※第二次世界大戦の影響で戦時中は日本船舶用品株式会社に企業統合していました。
1953年 株式会社化
1957年 大三商事株式会社に社名変更
1969年 合成繊維織物に塩ビコーティングした新製品の作業合羽を開発。大三工業株式会社を設立。
1970年 アルミボート、ゴムボートを中心とする海洋レジャー用品の販売を開始
1983年 キャンプ・用品の販売をスタート
1984年 大三工業株式会社を株式会社アスレルに社名変更。
1985年 「ロゴス」ブランドを立ち上げる。
1997年 株式会社ロゴスコーポレーションに社名変更
2005年 前述した防災用具を扱う「ロゴス ライフライン」を発表
船舶問屋 → レインウェアメーカー → 海洋レジャーメーカー → キャンプメーカー
という流れですね。
会社の流れを見ると、もっとやレインウェア展開をしてもいい様な気もしますが...と思い調べてみたら「LIPNER」というウェアブランドを立ち上げてました。やはり、さすがですねロゴスさん。
次に製品紹介をしていきますね。
ロゴスのオススメ製品
ピラミッドグリル
この焚火台は、値段が手ごろで、焚火台だけではなく、バーベキューグリルにもなり、組み立て、撤収も簡単で、コンパクトに折り畳めるという優れもの。
このピラミッドグリル、実は脚をエスビットのポケットストーブで代用する事が出来、そうすることにより530gというウルトラライトな焚火台にすることが出来ます。エスビットのポケットストーブを持っている方は是非、試してください。
エコココロゴス
文字にするとギャグですね。企画会議の資料とか見てみたいな。
この炭は非常に優秀。私も愛用しています。
炭の着火、特に成形炭の着火は非常に難しく、ベテランキャンパーさんでも一苦労することがあるくらいなんですが、この炭は着火材が表面に塗布しており、ライターで30秒ほど炙るだけで着火が出来ます(着火直後は火薬臭いので注意してください)着火すると40~60分程度は燃え続け、それだけでもバーベキューが出来ます。必要ならばそこに普通の炭を投入すれば簡単に着火も出来、炭火バーベキューが捗ります。
テント
私も始めて買った時に感動したドーム型ワンタッチテント。
初心者でも1分も掛からずインナーテントを建てる事が出来る優れもの!と紹介しようか思いましたが、残念、既に製品ラインナップから外れてしまっていますね。何が駄目だったんだろう...良いテントだったんですが...。
テントで言えばナホバ調のワンポールテントが面白いですね。普通テントは1,2色のカラーリングなんですが、このテントは景観を損なわず、良い意味で派手。
ロゴスさんは日本のコールマンと比喩されるほど膨大な製品群を取り扱っています。
他にもテーブル暖炉とか紹介したい製品は山の様にありますが、今日はここまで。
みんな、これからもロゴスをよろしくね。
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