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UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化

   

UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化


 先日、UCOミニランタンをオイル化するという記事が書かれたことかと思います。
 (→関連:UCOミニランタンをオイルランプにしよう)


今回は"ミニ"じゃないオリジナルキャンドルを使う方のUCOキャンドルランタンのオイル化の話しをしたいと思います。

これね↓





 UCOキャンドルランタンはタブキャンドル式じゃなくUCOの独自規格のキャンドル用のランタン。キャンドルだから燃焼して短くなるんだけど、短くなっても下からスプリングによって保持され火の位置は変わらないという面白い設計。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
 結構綺麗に燃え切ってくれるので蝋も下に溜まったりはしないのですが、完全ではありませんし、何よりも、この形状なら夜ちょっとした時とかに照明として持ち歩きたいのに蝋がこぼれるから持ち歩けないんですよ。


なのでオイルランタン化です。


しかしキャンドルが独自規格という事で、サイズが合わないのでルナックスミニではいけないんですよ。今までの方法が使えない。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化

今回はルナックスミニが使えないのでまずオイルインサートを用意します。

方法は幾つかありますが下記の方法が有名です。

■MG TRAILさんのオイルカートリッジ
 MG TRAILさんのオイルカートリッジはサイズが小さくUCOキャンドルランタンにセット出来るサイズなのでそれを使用する、Amazonで非常に安価で手に入る手軽さも魅力だが値段相応の見た目と品質。

■雪丘工房さんのオイルカートリッジ
 鎌倉にある有名ガレージブランド雪丘工房さんがUCOのキャンドルランタン用に製作、販売しているオイルカートリッジを購入する方法です。非常に高クオリティだがその分、値段が高いというデメリットがある。

■自作する
 適当なサイズのビンや缶を探してきて、穴を開けたボルトとナットで火口部品を作り蓋に取り付ける方法です。やり方を調べる限り火口部品を作るにあたり工作機械が必要となる為、一般人には難しそう。

■S&Bの山椒のビンを使用する方法
 最近になり有名になった方法。S&B山椒のガラス瓶はルナックスミニの火口部品を取り付ける事が可能で、且つサイズ的にもキャンドルのシリンダーに入るサイズなのでオイルインサートに改造することが出来ます。ちなみにインターネットの情報を辿っていっても発見者は分からなかった。誰なんだろう。

他にも色々方法はありますが、これらの方法があり有名な方法です。


 既に販売されているオイルインサートを使う上2つの方法も良いのですが何分タンクが金属製で燃料残量が見えないということもあり私は興味惹きませんでした、3つ目の方法は面白そうだったのですが、出来上がりのクオリティに自信が無かった為、4つ目のS&Bの山椒のビンを使う方法を使いました。

S&B 山椒のビンからオイルインサートを作る


 まず表題の通りS&B山椒を買ってきてください。Amazonでも買えますがなんか凄く割高です。スーパー買う際は間違いに注意です、ハウス食品のがよく置いてありますがオイルインサート化に使用するのはS&Bですからね。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
中身の山椒は使いませんので、どうにかして空っぽにし、良く洗っておいてください。



ルナックスミニをから火口部品を取り外してください。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
ルナックスミニがないならAmazonでグラスランプを買ってルナックスミニだけ使うやり方があります。



綺麗に洗った山椒のビンにルナックスミニの火口部品を取り付けます。
...山椒のビンは縦に長いので芯が底まで届きません。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
最悪コレでもいいのかも知れませんが芯を交換しましょう。



ルミックスミニの芯を用意します。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
オイルランプの芯をネットで注文したことが無いので詳しくは分かりませんが4mm芯が合うはずです。オイルランプの芯はガラス繊維です。適当なヒモで代用出来なくは無いですが煤も多く出るし消耗も激しいです。ガラス繊維を推奨します。



そのままだと火口の芯受けに芯が通りません。
反対側から爪楊枝とかで押したら入るかな?入りませんよ。

有名な方法ですが差し込み方を紹介します。下の写真の様に芯にテープを巻き
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
先端が鋭くなるようにカットします。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
鋭くなった先端を芯受けに通し、強く引っ張れぱ芯を通すことが出来ます。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
少し長すぎたかも知れませんが良いでしょう。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化



もともとビンに付いていた蓋も加工することによりオイルインサート化した後も蓋として利用出来ます。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化



実に不器用。プラスチックはリューターで削ると金属と違って削れる前に溶けちゃうのね。凄いやりづらいですよ。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
そもそもオイルインサートとなった後は常にUCOの中に居るので蓋なんか使用する事ないんですよ。最終的に蓋は捨てました。


完成

自作オイルインサートを通常のキャンドルの様にセットすれば完成です。
UCOオリジナルキャンドルランタンのオイルインサート化
キャンドルでは10時間弱点灯しますが、インサート化すると7~8時間くらいと若干点灯時間は短くなりましたが、これでもうこぼれた蝋を掃除する手間から開放されました。




 今回はUCOキャンドルランプのオイルインサート製作によりオイル化する事が出来ました。凄くお手軽にオイル化出来て、高クオリティに仕上がります。UCOキャンドルランプを持っているキャンパーさんは是非オイル化を検討してみては如何でしょうか。

以上、宜しくお願いします。


合わせて↓この記事もどうですか?
オイルランプノススメ








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