~ 年越しは青木湖のライジングフィールドで雪の中 ~
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Caramel Candy CamperのHagarieです。
明けましておめでとうございます。
一昨年、去年と長野県の青木湖の青木湖キャンプ場でキャンプをしてきましたが、今回の年越しは青木湖キャンプ場の隣のライジングフィールド白馬で過ごしてきました。
(→関連記事:2020年-年越しは長野県の青木湖キャンプ場)
(→関連記事:2019年-青木湖キャンプ場で年越し)
今回はそのキャンプレポートを記事にしたいと思います。
★ライジングフィールド白馬について
今回、ライジングフィールド白馬について初めて記事を書くので、このキャンプ場について少し紹介しておきます。
■アクセス
住所:〒398-0001 長野県大町市平20754ー1
TEL:0261-85-2162
■営業時期と予約について
数年前から冬季営業を行っています。
※定休日:水曜、木曜日
(→外部リンク:Web予約ページ)
■料金
オートサイトフィールド:3,000円
アーリーチェックイン/レイトチェックアウトは+1時間1,000円
大浴場:300円
■利用時間
チェックイン 13:00
チェックアウト 11:00
■設備
キャンプだけでなく宿泊施設も兼ねているので室内トイレや流し台、大浴場が利用出来ます。
■ゴミ捨て
原則持ち帰りですが、分別後有料(500円/袋)で引き取りしてくれます。
また野生動物が居るので席を外す時や、夜間はゴミの処理をしっかりやりましょう。
■その他
・上述した通り、野生動物が居る様です、ゴミだけでなく食べ物、皮革の手袋等も狙われます。外に放置しておくのは止めましょう。
・寒い時期、建物にはツララが付きます。落下する事もあるので頭上に注意しましょう。
・ツララだけではありません、木々にも雪が付きます。大きな落雪の直撃を受ければテントもペチャンコになる恐れがあります、設営の際は木の下は避けましょう。
・事務所棟正面の駐車場は荷降ろしや積み込みの際に利用する一時駐車スペースです、そして出入口は勾配になっているので不用意に降りるとスリップしてしまい春まで待たないと脱出出来ません、注意しましょう。
・除雪道具は置いてあるものの他のお客さんも使っている事が多く、置き場に無い事が結構ありました。持参した方が良いかもしれません。
★ライジングフィールド白馬キャンプレポート
今年はコロナウィルスの影響で外出自粛との事だったので本来であれば節度をもって自宅でお正月を迎えるべきだったのですが、我慢できずにキャンプに行ってしまいました。言い訳は出来ません。
年末、都内の交通量が例年に比べ明らかに少ないという事で、今回は出発時間をいつもよりゆっくり設定しのんびりスタートを切りました。
今シーズンは去年や一昨年に比べ寒気がどうのこうので雪が多いとの事だったのでワクワクです。去年なんて全然雪が無かったですからね。
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道中の高速道路で雨に降られるものの虹を見る。
虹を見たらきっと良い事がある
(→関連記事:日光中禅寺湖の菖蒲ヶ浜キャンプ場に行ってきた)
これからのキャンプが期待できそうです。
...しかし、目的の青木湖に近づいても殆ど雪がありません、Twitterを覗いてみたものの最新の投稿でもほぼ雪の無い光景が投稿されており、絶望するしかありません。
虹が見えたらから良い事がありそう。とか言いましたが虹が見えるくらいには雨が降っています。雪にもならない冷たい雨はこの時期のキャンプでは本当にキツイです。クソが。
青木湖まで残り20kmの地点でも殆ど雪が無く、一緒に来た仲間と「ここまで来てのに~」と嘆いたのですが、さらに青木湖に近づくと急に雪が降りはじめ、地面にも雪が現れキャンプ場に到着すると、なんか凄く雪。
入り口にはアルコールと放射体温計。
受付にも代表者1人だけでとの事でした。
やはり今年は雪が多い様で私が体験した中でも一番雪が多いキャンプです。
今回は積雪も凄く、さらに降雪中だったので設営時カメラを弄る余裕が無かったので写真はありませんが、サイトの場所確保をして、地面を踏み固め、平らに均し、設営、荷物の運び込みで約2時間半掛かりました。
設営作業は結構重労働なので汗だくになるのですが、気温が凄く低いので、少し休憩しただけでグッと冷えてしまいます。今回はスノーピークのタクードを持ってきたので暖を取りながらの作業です。
(→関連記事:冬のソロキャンにはタクードがピッタリ)
一通り設営も終わったので仲間のテントへ。
何だかんだで出発が遅かった事もあり、もう結構良い時間。
この日は簡単にインスタントな食事。
自分のテントに戻り、片付けをして就寝。
ただ寝るにも問題があって、この時、雪が降り続けていました。
雪の降る中テント泊をする場合、雪の重みで数時間でテントが潰れてしまいます。2時間置き位に起きてテントを内側から叩きテントについた雪を落とします。
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朝、潰れかけたテントから這い出る。
どうやら仲間のテントも無事の様だ。
夜、テントに積もった雪をテントの内側から叩き、落としたが結局落とすだけでは雪が溜まりテントが潰れてしまう様です。今回は降雪量が少なかったのか、偶々運が良かっただけかテントが潰れる事は無かったですが、テントが周囲から潰されテント内がかなり狭くなってしまいました。
やはり叩くだけでなくテント周りの雪の除去は必要の様です。
仲間が外に置いておいたコンテナ類は埋もれていました。
コンテナって凄いですよね、こんだけ雪に埋もれても中のモノは濡れないし、雪上、雪中キャンプには必須かも知れない
(→関連記事:やっぱりコンテナボックスって便利だよね)
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しかし雪が凄い。
自分達のサイトからキャンプ場内の通路まで出る踏み固めた細い道も完全に雪で埋まっていた。
なんとか場内の通路まで踏み固め道を作る。
しかし、その通路自体も埋まっており、キャンプ場のスタッフさんが除雪していました。
頑張れキャンプ場のスタッフさん、さぁトイレはすぐそこだ。
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本当に雪が多い。
この日は白馬八方尾根までスノーボードをしに行く予定だったのですが、数時間でテントが潰れる降雪の中、サイトを放置して遊びに行ける訳もなく、そして熟睡出来なかった疲れもあり、午前中は休憩、そして留守中にテントが潰れない様にしていました。
で何とか午後からスキー場へ。
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そして帰ってきたら良い時間。
テントを何とかして、食事の準備。
この日は31日、大晦日。
年越しそば。
薪ストーブにあたり、「2020年はこんな事があった、来年はこうしたい」、そんな他愛も無い話しをして、蜜柑でも食べてゆっくり年越しを過ごす。
...過ごしたかった。
雪を掻き続けなければテントが潰れてしまう。
そんな年越し。
皆さんはゆっくり越せました?
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昨日の夜は疲れたのだろう。
最初は2時間おきに起きていた気がするが途中から記憶が無い。
絶望しかない。
仲間は大丈夫だろうか。
ん?コンテナどこ行った?
自分のテントの周りを綺麗にしたら通路まで出る道を掘る。
モーニングルーティンが重い。1月1日から重い。
この日も雪が強い。
この人は大丈夫か?
仲間のテントに入り朝食を作る。
元旦らしい朝食。
それからダラダラと一日を過ごす。
寒いとただのお茶も凄く美味しい。
雪しかない。
夜には天気も持ち直した。
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翌日、やっぱり今日も雪。
そして重労働なモーニングルーティン。
4日目のこの日は撤収日、簡単に朝食を取り撤収作業へ。
撤収をしていて気が付いた。
ペグハンマーが無い。
雪が降る中ペグハンマーを探して1時間半雪を掘り返して発見。
こいつは良いペグハンマー、無くすわけにはいかない。
(→関連記事:村の鍛冶屋さんのペグハンマーのヘッド交換)
仲間もコンテナボックスを発掘。
撤収もなんとか完了。
このキャンプをスタートした時から、かなり雪が積もった。
こんなに雪を戦い続けるキャンプは今回が初めて。
良い経験になりました。
さぁ、今年はどんな年になるか楽しみです。
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と、いう事です。
それでは皆さん、良いアウトドアライフを!ではまた!
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