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冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。

   

冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。


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すっかり寒くなりましたね、早くキャンプに行きたいです。

寒いシーズンのキャンプには暖が必要ですよね。という事で以前にヒーターに関しての記事を書いたのですが(関連記事:冬キャンプに向けてヒーターの話)今回は私が買ったスノーピークのタクードについて記事にしたいと思います。そして今回は大手検索エンジンに引っかかり易くする為、タクードというワードをモリモリ書いていく意気込みです。宜しくお願いします。たくさんタクードと書くーぞ。

★タクードとは?

 タクードとは、2017年からスノーピークが販売している小型石油ストーブです。

型式はKH-002BK。


 ちなみにスノーピークの石油ストーブと言えば多くの方はレインボーストーブを思い浮かべる人が多いのでは無いでしょうか。

 レインボーストーブは"心も暮らしもあたたかく"のキャッチフレーズでおなじみの石油ストーブメーカーのトヨトミのOEMとして有名ですよね。よくタクードはオリジナルデザインと言われていますが、実はタクードも中身はトヨトミのK-3Fです。

 ただ外観はスノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)にコンロとして組み込める様に作られており、外観デザインのみで言うならスノーピークオリジナルデザインと言えます。という事でスノーピーカーの皆さんは是非レインボーストーブよりもタクードをどうぞ☆

アイアングリルテーブルに組み込めるからか、スノーピークの公式的な分類としては「石油ストーブ」では無く「石油こんろ」となっています。何となくこれを石油ストーブとして紹介する私としては複雑な気分ですが、大丈夫、十分に暖房能力はあります。
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。


★タクードのスペック

タクードのスペックを紹介します。
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。


 サイズ(置台を含む)と重量 

 高さ334mm、幅371mm、奥行き358mm、重量は約6kg。
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
 有名なレインボーストーブやアラジンのブルーフレームと比較すると小さなサイズで、ソロキャンプ向きの大きさとなっています。特に背の低さはタクードの特徴で、小さなソロテントで使用する際は特に背の低さが重要となってきます。そして持ち運びやシーズンオフの保管の際もこの小ささはメリットになります。



 点火方式 

 マッチ点火方式。
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
 最近ではなかなか見ない点火装置の無いストーブで、直接ストーブの芯にライターやマッチで着火する必要があります。なのでライターやマッチが無いと点火する事が出来ずにストーブがあるのにも関わらず凍死ですよ。(→関連記事:着火はマッチがイイ!)



 安全装置 

 対震自動消化装置(しん降下式)
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
 写真中央の銀色の小さな錘の様なものが対震自動消火装置。振り子になっていて揺れを感知するとゼンマイの力で火力調整用のダイヤルを一気に回して強制消化させます。



 火力 

 2.15kw(1,800kcal/h相当)
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
 私が今まで使っていたイワタニのアウトドアヒーターは1.0kW(900kcal/h)でした。しかしソロキャンプではそれで十分過ぎる火力でしたから、その約2倍のタクードに不満はありません。石油こんろでもストーブになるんです。




 タンク容量と燃料消費 

タンク容量は3.1リットルで満タンで15時間稼動(約0.21L/h)
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
 私が今まで使っていたイワタニのアウトドアヒーターはCB缶1缶で3時間半稼動しました。CB缶1缶を200円と考えても1時間あたりの燃料代は57円となります。それに比べタクードは3.1Lの燃料タンクを満タンにして15時間稼動します、灯油の価格を1リットル100円と考えても1時間当たりの燃料代は20円。ガスストーブと比較すると火力は2倍で燃料コストは3分の1。さすが灯油タクード。さすがスノーピーク!


★燃料の運搬

冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
 スノーピークのタクードは燃料が灯油です。それにより上述した様にガスストーブよりも高効率で高火力な訳ですが、燃料の運搬がネックとなってきます。ガスストーブならCB缶やOD缶といったガスカートリッジだった為、運搬に何の気も使う事もありませんでしたが、灯油は液体という事で運搬には別途フェールタンクが必要となります。因みに私は燃料タンクのサイズに合わせて3リットルのガソリン携行缶を用意しました。




   



 ※ちなみにキャンプではヒューナースドルフのフェールタンクを使っているユーザーも多いですが、ヒューナースドルフ付属の注油ホースはタクードの燃料注ぎ口よりも太い為、別途漏斗が必要となりますので注意してください。
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。

 またタクードユーザーさんの中にはストーブの燃料タンクに灯油を入れてキャンプ場まで運搬している方も多い様ですが、タクードの燃料タンクは二重タンクでも無いので、灯油を入れっぱなしで運搬すると灯油が零れるリスクが高いと思います。(タクードの元となっているトヨトミのK-3Fは二重タンクなのでタクードも二重タンクの様な気もするが・・・。)


★価格と言う最大のデメリット

 そろそろ、この記事を読んでいる皆さんはスノーピークのタクードの良さに気がつき購入しようとしている頃だと思いますが、タクードの唯一の弱点と言えば価格でしょう。その価格、約43,000円、ちょっと高すぎますよね。私もそう思います。
冬のソロキャンにはタクードがピッタリ。
私はたまたまスノーピークの株主で、優待を使い15%OFFで買うことが出来ました。皆さんも是非スノーピークの株を買って優待をGETしてタクードを買ってください。それで株価も上がれば(私もスノーピークの株を処分できるし)皆ハッピーです。さぁ、みんな幸せになりましょう。
(→関連記事:スノーピークから例の黒封筒が届いた)

*****

正直なところ私もこれが無かったら43,000円も出してタクードを買っていなかったでしょう。

「折角、株主優待を貰ったんだから使わないといけない」
     ↓
「せっかく使うなら高い物を買わないといけない」


という思考に陥り、スノーピークの仕掛けた罠にまんまと引っ掛かりに行った訳ですが後悔はありまsせん。皆さんも是非オススメです。


最後に

 如何だったでしょうか、スノーピークのタクード。

私の個人的な理由ですが、燃料代も然る事ながら、私が住んでいる地域ではCB缶は月一回の資源回収の時しか処分出来ないルールで、1回でも資源回収の日を忘れてしまうと次の月まで部屋にどんどんCB缶が溜まってしまいます。そんな地域的な苦境の為、石油ストーブを買うに至りました。

CB缶処分困難地域にお住まいの皆さんも是非スノーピークのタクードを検討してみては如何でしょうか。

以上で終わりにします。

皆さん、良い冬キャンライフを!それではまた!

合わせて↓この記事もどうですか?
冬キャンプに向けてヒーターの話







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