日光中禅寺湖の菖蒲ヶ浜キャンプ場に行ってきた

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管理者のHagarieです、皆さん、こんにちは!
気が付けば9月です、いつまで暑いのでしょうかね。梅雨明けは例年にも増して早かったのだから涼しくなるのも早くなって然るべきだと思うんですがね。一体どうなってどういう事でしょうか。という訳で、先日栃木県の日光中禅寺湖唯一のキャンプ場、菖蒲ヶ浜キャンプ場へ知人と二人で行ってきましたのでレポートしたいと思います。
キャンプ場説明
まず、私のキャンプレポートの前に菖蒲ヶ浜キャンプ場について説明します。
※上記の画像をクリックすると公式ホームページが開きます。
★キャンプ場の概要
◆住所:栃木県日光市中宮祠2485
◆TEL:0288-55-0227
※テントサイトは全面フリーサイトの為予約不可。
◆営業期間:5月1日~10月末くらい
※営業終了はその年の気温により前倒しになる事あります。
◆料金
※チェックアウトが11時を超えるとデイキャンプ料金を取られます。そしてチェックアウトは完全に荷物を運び出してからでないと受け付けてもらえません。しかし10時過ぎからリヤカー争奪線が始まりますので早め早めの行動を心掛けてください。
◆注意事項
※湖畔サイトですが湖への遊泳は不可です。
◆キャンプ場マップ
それなりに狭い様で広い。がお客さんが多くて結局狭い。
※標高は1,270m程で平地に比べ気温は-7.6度低いです(理論値)
◆ゴミ
このキャンプ場はゴミを捨てることが出来ます。
分別はしっかりしてください。でないといつかは他のキャンプ場同様にゴミを捨てられなくなりますよ?
★設備説明
◆トイレ
男性用でも個室が10室以上ある。洋式・和式水洗。多い朝も安心。
◆炊事場
※一般的な食器用洗剤は使用禁止です。重曹とかは有りっぽいです。
◆売店・シャワー
★キャンプ場への入場
中禅寺湖の脇を通る国道120号線沿いに看板があるのでそれが目印。
苔というか地衣類に覆われていて見難いので注意。
入り口は結構凸凹しています。
また人やリヤカーの往来があるので注意しましょう。
少し道が分かり難いですが左斜め方向に進みましょう。
何か建物への入り口がありますがキャンプ場とは関係無いです。
この先に第一駐車場があります。混み合う時期は警備員さんがいるので案内にしたがって。第一駐車場が埋まっていたら国道の向かい側に第二駐車場があります。
駐車場に車を止めたら湖沿いの道を歩いて事務所まで向かいます。あとでリヤカーを借りられるので、この時に荷物を持っていく必要はありません。
小川を渡ったら直ぐに事務所です。
まずは事務所で手続きをしましょう。
事務所で手続きをしたらリヤカーを借りて荷物を運びます。
リヤカーで荷物を運んできたら後は自由な位置にテントを立てましょう。
地面は多くの場所が砂利・砂です。
(→関連記事:初心者の為のペグの話)
★キャンプレポート
8月25日(土)
この日は天気も良く予報でもそれ程悪くない様で、前日から高校時代の部活の後輩のLさんに誘われてキャンプに行く事になりました。その1週間前には7日間キャンプ(うち5日間Lさんが居た)をしていたので
(→関連記事:お盆キャンプに行ってきた)
(→関連記事:あの日見たキャンプ場を僕達はまだ知らない。)
到着は13時10分。チェックインは13時からだというのに既に混雑。お盆明け直ぐという事もあり空いていると踏んでいたのですがそんな事はありませんでした。しかも多くの方はアーリーチェックイン済みで一等地は埋まっていました(コレがいわゆる格差問題)
という事で本当に湖畔近くにサイト設営する事に。

岬の先端です(赤丸のところ)
!!!本来こういった場所は推奨出来る場所ではありません。理由として湖の増水による事故のリスク(※ここ中禅寺湖は雨が降ると華厳の滝の流量が増えるだけで水嵩は一定以上には増えないが)、風を遮るものが無い事による強風のリスク、雷雨の場合は落雷事故のリスクが高いからです。凄く気持ちいいですが、リスク管理に自信が無ければこういった場所は避けましょう。
サイト設営時に雨がパラパラ降り始める事態がありましたが、何とかなりました。
*****
テント、タープ設営後は受付で渡されるタグを取り付けます(洗濯バサミでくっつける)
久々の湖畔サイト。気持ちが良いことこの上ない。
今回はいつものハリケーンランプでは無くマナーランプ、所謂カンブリアランタンを持ってきました。E.Thomas & WilliamsとJD Burfordという二つのカンブリアランタンです。オイルランタンはメリットとして暗い事。デメリットとしても暗い事があげられます。小さな温かな光で心を癒してくれる反面、暗くて実用性に乏しいところです。(本当はオススメ出来ませんが)オススメです。
(→関連記事:オイルランプノススメ)
お昼を食べていなかったのでキャンプ場駐車場にあるレストハウスっぽいところで軽く食事を取りました。時間が時間だけに店内はガラガラ。
その後、サイトに戻ると直ぐに雲の中に入りました。標高は1,300m弱ですからね。
俗に言う「雲海ダイビング」というヤツです。え?言わない?じゃあ広めてくださいこの言葉。
直ぐにパラパラと雨が。
さらに暫くすると中禅寺湖の水平線に白い線が現れ始めました。
「なんだアレ?」と思っているどんどんその線は太くなりこっちに迫ってきました。
そう、正解は大雨の水飛沫。
大雨になったのでタープ下のレイアウトを変えたり(荷物などを全体的に中心に寄せる)、パイルドライバーをタープ下に移動させてタープを広げたり色々しているうちに雨は止みました。
こういう時は前室の広いテントが羨ましく思えます。
雨が止んだと思ったのも束の間。直ぐに次なる雨雲が迫ってきました。
雨が降る前にタープのポールを短いものに変更し、位置も微調整をして雨備えました。
今度の雨は風を伴う大雨で、遠くで雷が鳴るのも聞こえました。
この立地で雷は本当に不味い。稲光が見えてからゴロゴロと聞こえるまで10秒以下になったら炊事場まで非難しようとか考えていました。
雷の光と音で落雷地点までの距離がある程度算出が出来ます。
10秒差で3.5km、3秒差で1kmというものです。
何かの際にはこれを思い出してください。
雨と風の中トンボも頑張っていました。彼は風見鶏代わりになり役に立ちました。
なんとか耐え忍び雨が上がりました。
この気象条件、気が付けば直ぐそこに虹が出来始めていました。
それは徐々に遠ざかりながら大きくなり、
最終的には男体山の山頂から雲を貫き中禅寺湖を繋ぐ大きな橋になりました。
油断していたら西の空がまた怪しくなってきました。
その雲が作る影の影響なのか東の空には不思議な色の雲が表れました。
写真では分かりづらいのですが緑色っぽい雲です。
他にも色の違う雲が浮いていたりと幻想的でした。
気が付けば、日は暮れ、夕食の時間となりました。
今夜も夕食は生めんタイプのらーめん。先日のお盆キャンプでのソロ日以来はまっています。
Lさんからじゃがバターを分けてもらいました。

キャンプでのじゃがバターは、ジャガイモを濡れた新聞紙とアルミホイルで包み焚火に投入し待つだけという手軽で美味しいキャンプ料理になります。ジャガイモ好きな皆さんには是非オススメの料理です。
今回はお酒も飲んでいないのにウトウト。気が付けば22時には就寝。

*****
5時起床。
最近キャンプの朝食が定型化してきたので今回は朝から炊飯をする事にしました。
(→関連記事:[タグ]飯盒炊爨 )
そういえば別の知人に「はんごうすいさん」と言ったら近頃は「はんごうすいはん」と言うと聞きました。
お米を水に漬け暫く待つことに。
気が付けば日が出てきました。
キャンプの朝は大好きです。この時間の為に私はキャンプをしているのかも知れません。
ちなみに気温は丁度良く最低気温も17度くらいでした。
今回の朝食は、
炊いたご飯、ウィンナー、オムレツ、豚汁(インスタント)、お茶
いやー、いいモンですよ。朝からご飯。
皆さんも是非、キャンプの朝はご飯にしましょう、本当に美味しく感じますよ。
この日は天気も良く、
朝食後はタープを使ってテントやグランドシートを乾かし、
まったりと過ごし終了。
雨や風に苦しめられる事もありましたが、その後、綺麗な虹が出たりと自然環境のサポート面でもしっかりしていました。
何よりもロケーションが素晴らしく、そして日光という事でファミリーやグループでも近くに観光スポットは多いのでソロ、グループ、ファミリーどの客層のキャンパーにも本当にオススメ出来るキャンプ場です。
是非皆さんも行ってみてください。
以上、それでは皆さんも良いアウトドアライフを!
あの日見たキャンプ場を僕達はまだ知らない。
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