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トランギアについて

   

トランギアについて
今回はメーカー小話12回目、

trangia(トランギア)

についてお話しをしていきたいと思います。

トランギアってどんなイメージ?

トランギアについて

 きっと一般的にはトランギアと言ったらアルコールバーナーのイメージが強いんでは無いでしょうか、しかし私はアルコールバーナーはあまり好きでは無いので個人的な意見としてはトランギアと言えばメスティンのイメージですね。トランギアと言えばメスティン、メスティンと言えば米炊き。トランギア=米。そんなイメージです。

 しかし不思議なもので、なぜ日本ではご飯を炊くのにメスティンが最適というイメージになっているんでしょうか、確かにメスティンは飯盒です。飯盒は飯盒でもスウェーデンの飯盒。スウェーデン人が米を炊くのでしょうか。謎です。

 お米を炊くのにアルミ製で手ごろな価格でどこにでも売ってるとなるとメスティンは丁度いいのかもしれません、それにキャンプや登山をやっている人なら一度は手に取った事があるくらい知名度も高いですし、キャンプやってる人にとってはキャプテンスタッグのアルミロールテーブルと一緒で、メスティンもまたアウトドアやる人の共通認識アイテムなのかもしれませんね。

 昔、クッカーでの飯盒炊爨を説明した人が共通認識アイテムであるメスティンで説明すれば分かり易い考えとメスティンでやり方を説明したんですよ、それが「スウェーデンのクッカーで米を炊くのはオシャレ」みたいに雑誌か何かで取り上げられ、皆が真似して、気が付けばアウトドアでの炊飯=メスティンという認識になった


トランギアの成り立ち


 スウェーデンの小さな農村"トラングスヴィッケン"に生まれたジョン・エミル・ジョンソンさんは、持ち前の技術と先鋭的なデザイン力を生かす為、1925年、農業から離れ会社を興します。これがトランギア社の始まりでした。当初は家庭用のクックウェアを生産していましたが、1930年代になると労働者の休日が増え、余暇を過ごすためのキャンピングギアへの需要が高まります。これを契機にキャンプ料理のための製品開発へと方向転換していきました。

 1938年、2人の息子オールとエリックが加わり、1951年には厚手のアルミ材を使用したストームクッカーの原型が開発されます。そのコンセプトは、燃料として最も効率的であった液体燃料を使用し、使いやすくそして、コンパクトで料理がしやすいストーブであることでした。

 1970年代、トランギア社にエリックの息子、ビーンとレンナが加わり、現在はビーンがCEOとして、レンナが技術開発責任者として手腕を振るっています。このようにトランギアの豊かな創造力は、4世代に渡り引き継がれています。

 "Trangia"の名称はトランギア社があるTrångsviken(トラングスヴィッケン)という村の名前が由来です。日本語に直すと"トラングス湾"、このTrångsvikenの「a」の上の〇マークと名前の最後の"viken(湾)"を取り除き、アルミ製品であることの"in aluminium"から"ia"を追加して"Trangia"に決めたのです。

 それからの数十年の間、トランギアの名前は、スウェーデンはもちろん世界中のアウトドア市場で、最も有名なブランドのうちの1つとして認識され続けています。
トランギアについて
トラングスヴィッケンは現在でも人口500人ほどの小さな村です。


 トランギアは、経験と能力、そしてモダンなデザインの象徴となっています。トランギアを代表するストームクッカーは、開発、改良を続けること60年が経過していますが、今も90年前にジョンさんが創設した時と同じスウェーデンの村で製造され続けています。細かい部分は見直され、改良されてはいますが、オリジナルリティのある巧妙なデザインは、今も多くのユーザーから支持されているストームクッカーの大切なカギとなっています。

トランギアのオススメ

 もう説明する必要も無いかもしれませんが、トランギアはメスティンというアルミクッカーとアルコールバーナーですね。

メスティン

トランギアについて

 小物入れにも便利な取手付きアルミ製飯盒です。熱伝導率の高いアルミ製のため、熱が全体に回り、アルコールバーナーでもごはんを美味しく炊くことが可能。バリが付いたまま出荷される粗悪品。クッカー本体とリットの淵に残ってるバリは自分で落とそう。表面処理もされていないので買ったら米の研ぎ汁か、半分水で薄めた牛乳で30分煮込むと金属臭がしなくなるそうだ。
  中華製クッカーとかでバリが付いていたら、やっぱりダメだなーとなるんですが、メスティンだとそうはなりませんよね、凄く不思議。表面処理はともかく、バリの仕上げくらいしろよトランギア。

アルコールバーナー

トランギアについて

 タンクの2/3の注入量で約25分間の燃焼が可能らしい。使用燃料は、薬局で購入できるエチルアルコールやメチルアルコール。一見手軽に聞こえるがアルコール燃料のギアは他に無いのでアルコールバーナーの為に用意する必要があります。さらに熱量は低く、同じ量のお湯を沸かそうとした時ガソリンやガスに比べて沸くのが遅いです。1.5倍くらいの時間が掛かります。そして、とにかく風に弱い。そんなデメリットだらけなのに人気が高いのは、アルコールバーナーが"面白いから""ロマンがあるから"に他ありません。フィールドギアに便利さだけを追求してもいいですが、偶にはこういった要素を取り入れてもいいんじゃないでしょうか。



   



最後に

 今回、トランギアについて紹介しましたがいかがだったでしょうか。

独特な雰囲気のギアを出すメーカーですが、日本では非常に人気です。

メスティン料理の話しなんてキャンプ場で知らない人と話しても結構盛り上がれる良いネタになります。まだメスティンを持っていない人はそんな高いものでも無いし買ってみては如何でしょうか。

以上、宜しく置く願いします。


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