初心者の為の撥水剤施工の話

はい、こんにちは、アクセスありがとうございます。
キャラメルキャンディキャンパー管理者のHagarieです。
今回は表題の通り、撥水剤の話しをしたいと思います。
撥水剤は必要か?
テントやタープ、買ったばかりの頃は水を綺麗に弾いてくれますよね。しかし使用を重ねると徐々に撥水性は失われいき、最終的には雨が染み込んでくる様になります。
こうなる前に撥水剤を使い自分で何とかしなければなりません。今回は撥水剤の施工の話しをしていきたいと思います。
撥水剤はどれを選べば良い?
撥水剤と言えばスプレータイプのモノが一般的ですよね。スプレータイプは手軽なんですが、噴霧用のガスのせいで缶の大きさの割りに撥水剤の量が少なく、塗布出来る生地面積は意外と少ないです。また撥水効果も長持ちしない傾向にあります。

洗剤タイプは撥水性能も耐久性も素晴らしいのですが、ウェア類ならともかくテントやタープには手軽に出来ません。

そこでリキッドスプレータイプです。通常のスプレータイプとは違い容器の中は撥水剤だけで満たされているので量はたっぷりあり、撥水効果も長持ちなのでオススメです。今回はこれを用いて撥水剤の塗布の解説を行なって生きたいと思います。

★ タープに撥水剤を塗布する
今回説明に使うのはmont-bellのミニタープHXと、SRリキッドスプレーです。どちらもキャンプにおいては一般的なものなのでこれで説明していきたいと思います。
[1] 天気を確認にし設営する
テントやタープは畳まれた状態では撥水剤を均等に塗る事は難しいのでまずは設営してください。しかし雨や風の中で撥水剤の塗布は難しく、かといって屋内での塗布は危険です。ですので天気の良い日に行ないましょう。
(→関連:タープの設営方法を解説)
[2] 下準備を行なう
SRリキッドスプレーは生地を濡らしてから塗布する事となっています、これはニクワックスのリキッドスプレーでも同様です。生地を予め濡らしておく事により撥水剤が均等に塗布する事が出来ます、結構忘れがちの下準備ですが、これをするのと、しないとで仕上がりが結構変わってきます、忘れずに行ないましょう。
下準備として濡れたスポンジ等で、生地に付着している汚れを取りつつ濡らしていくと良いでしょう。
[3] 塗布する
生地から20cmほど離れた位置からスプレーします。そしてスプレーをしたらスポンジか布で綺麗に伸ばしてください。
日光の反射などを利用して、均等に塗れているか確認しながら作業を行ないましょう。
[4] 塗布後は1時間程乾燥させる
寒い時は1時間、太陽光線がギンギンの暑い日なら20分もあれば乾燥します。
十分に乾燥するまでゆっくり待ちましょう。
[5] 完了
十分に乾けば完了です。
今回、表面側に撥水剤を塗りましたが、さらに時間の余裕があれば裏面に防水剤を塗布する事をオススメします。表面が撥水、裏面が防水というのが理想の状態です。
★ 終わり
はい、以上で撥水剤の塗布についての解説を終わりにします。
撥水性能が十分にあれば水気だけでなく、汚れも付きにくくなりますし、透湿性も上がるのでテント内の快適さもUPし、乾燥時間も大きく変わってきますので撤収時間にも影響します。メリットはこんなにも多いですが雨のキャンプ場をウロウロしてると撥水効果の失われたテントやタープを多く目にします、意外とやらない人も多い様です。
この記事を読んだのも何かのキッカケです。是非皆さんもテントやタープに撥水剤を塗布してみてはいかがでしょうか(撥水剤は上のアソシエイトから買えば良いと思うよ)
テントやタープのメンテナンスを行なって良いキャンプライフを!
ではまた!
初心者の為の防水施工の話
広告