サーマレストのZライトソルというマットについて

~ 代表的なマット「サーマレストのZライトソル」について ~
キャラメルキャンディキャンパーにアクセスして頂きありがとうございます。
皆さん、こんにちは、管理者のHagarieです。
皆さん、キャンプで寝る時にしっかりマットレスって使っていますか?
マットレスは地面に体温が逃げる事の防止する事のみならず、ゴツゴツとした地面から身体や寝袋を保護する意味も大きく意外と重要なギアだったりします。
今回はそんなマットレスの金字塔、サーマレストの「Zライトソル」についての記事にしたいと思います。
★サーマレストのZライトソル
とりあえず公式Webサイトより説明を引用させてもらいますね↓

アコーディオンのように折りたたんで収納できる3シーズン用のクローズドセル・マットレスです。表側にはアルミを蒸着。アルミ蒸着なしのモデルと比較して、断熱性が20%向上しています。折りたたみ式は広げるのも収納するのも素早くできるので、たとえば短い休憩でも、さっと出してストレスなく使用できます。
まぁ、簡単に説明すると折り畳める保温性能の良いウレタンマットみたいなヤツです。
★展開はスピーディーだがサイズは大きい
上述の説明分で、あまり聴き慣れない「クローズドセル」という単語があったと思いますが、これは簡単に説明するとセル(マット内の空気の部屋)がクローズド(閉ざされている)という事で、マット内の空気の出入りが無いという意味です。
その為、エアーマットやインフレータブルマット、いわゆるエアー注入式マットの様に展開時に空気で膨らませたり、撤収時の空気を抜く手間がありません。その為、扱いがかなり楽です。
しかし逆に言えば、空気を抜く事が出来ないので、エアー式マットよりサイズは大きくなってしまう為、収納性、携行性は劣ってしまいます。
下の写真は私がキャンプで使っているインフレータブルマットと「Zライトソル」ですが、サイズの差は歴然です。
■Zライトソルのスペック
サイズ:51×183×2cm
重量:410g
同サイズの一般的なインフレータブルマットの重さは500~700gなのでZライトソルの方が軽めですが、やはり小さく折り畳む事が出来ず巨大になってしまい、持ち運びの際にギヤコンテナやザック内に完全に納める事は難しいでしょう。
★クローズドセルなのでパンクの恐れが無い
上述した通り、サイズ的なデメリットはあるもののクローズドセルなので、石がゴロゴロしている川原サイトなんかでもパンクの心配が不要、気楽にガンガン使えます。
私の様にウルトラロースタイルのキャンプなら、スリーピングマットとしてだけでは無く、そのまま地面に敷いてフロアマットとして活用するのも大いに便利だと感じます。
★断熱力とアルミ蒸着面の向きについて
サーマレストのZライトソルのR値(熱抵抗値)は2.6と低く、正直なところ同じ厚さのダンボールよりも断熱性は低いと言えます。このR値は冬キャンプでは4.0以上は望ましいと言われているので、厳冬期のキャンプでの使用は少し厳しいかもしれません。因みに初心者御用達の銀マットなんかはR値が0.2~0.5なのでそれに比べたらずっと良い。
Zライトソルは片面がアルミ蒸着されています。
アルミニウムは赤外線の反射率が高いという特徴があります。寒いシーズンはアルミ蒸着面を上側にし、自身の体温を反射させる事で保温性を高める事が出来ます。逆に、暑いシーズンではアルミ蒸着面を地面側にすると良いでしょう(アルミ蒸着面は透湿性も低く暑い時は蒸れます)
...でも、まぁ、アルミ蒸着に期待は禁物です。アルミ蒸着されていないZライト"レギュラー"(→Amazonリンク)というモデルがあるのですが、こちらはアルミ蒸着が無いのにも関わらずですR値は2.2とやや低い程度に収まります。ZライトソルはR値が2.6ですので、その差は0.4しかありません。つまりアルミ蒸着の効果って銀マット1枚分程度なのです。
★その他の諸事
専用のスタックサックが売っています。

(※上記の画像をクリックするとAmazonが開かれます)
私も一応持ってはいるのですが、上述した通り、耐久性が高く気楽に扱えるのが大きなメリットの一つなので、私はZライトソルをキャンプに持って行く際は、開かない様にコードバンドで巻いたりする程度です。
専用のスタックサックは家で保管する時に少し便利ですね。
*****
↓こういう畳み方をすれば椅子を忘れたキャンプでもちょっとした椅子の代わりになります。
★類似品でも良いかも
ここまで記事を読んでサーマレストのZライトソル欲しくなりましたか?
しかし正直、安いものでもありませんよね、7,000円弱もします。私個人の考えですがサーマレストでなくてもキャプテンスタッグのEVA フォームマットでも良い様な気がしています、アルミ蒸着はありませんが価格は2,000円弱と破格ですし、上述した通りアルミ蒸着は保温性にそこまで貢献しませんし。

という事で以上で今回の記事を終わりにしたいと思います。
サーマレストのZライトソルは多くの方が使っているのを目にします。
それだけ多くの人が認めてる製品とも言えるのでオススメし易いです。
そんな訳でこの記事を読んでサーマレストのZライトが欲しくなってもらえたなら幸いです。
それでは皆さん!良いアウトドアライフを!ではまた!
初心者の為の寝袋の話
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この記事へのコメント
こんにちは。
zero、長年にわたり銀マットでしたが昨秋、Zライトソルユーザーとなりました。
明らかに寝やすかったと実感しています。
買って良かったと思っていますが、やはり価格的に躊躇はしましたね。
お嫁ちゃん用に、もう1つを検討していますが、Zライトソルにするか、鹿番長にするか、モンベルにするか、迷っているところです。
zero、長年にわたり銀マットでしたが昨秋、Zライトソルユーザーとなりました。
明らかに寝やすかったと実感しています。
買って良かったと思っていますが、やはり価格的に躊躇はしましたね。
お嫁ちゃん用に、もう1つを検討していますが、Zライトソルにするか、鹿番長にするか、モンベルにするか、迷っているところです。
>ZEROさん
いつもありがとうございます。
Zライトソルは良いマットなんですがやはり価格が高いですよね
奥さん用に候補を挙げていますね、私もお店で全て試した事があり、その感想としてはモンベルのとZライトソルはほぼ違いは感じられませんでした、キャプテンスタッグのはやはりワンランク下のクオリティに感じられましたが、しかし全然問題にはならないレベルだったと記憶しています。
マット選びは慎重にとは言いますが、本当になかなか決められないですよね。私も結局モンベルのインフレータブルと、Zライトソルという凄く王道な物しか持っていません。
クローズドセルマットは基本構造も単純でトラブルを起こしにくいことから、正直なところネイチャーハイクを始めとする中華製なんかもアリなんじゃないかなーと感じています。
どうぞ宜しくお願いします。
いつもありがとうございます。
Zライトソルは良いマットなんですがやはり価格が高いですよね
奥さん用に候補を挙げていますね、私もお店で全て試した事があり、その感想としてはモンベルのとZライトソルはほぼ違いは感じられませんでした、キャプテンスタッグのはやはりワンランク下のクオリティに感じられましたが、しかし全然問題にはならないレベルだったと記憶しています。
マット選びは慎重にとは言いますが、本当になかなか決められないですよね。私も結局モンベルのインフレータブルと、Zライトソルという凄く王道な物しか持っていません。
クローズドセルマットは基本構造も単純でトラブルを起こしにくいことから、正直なところネイチャーハイクを始めとする中華製なんかもアリなんじゃないかなーと感じています。
どうぞ宜しくお願いします。