エバニューのアルテーブルライトは使用者を選ぶ

「Caramel Candy Camper」のHagarie

2020年05月17日 12:00


~ エバニューのアルテーブルのレビュー ~


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Caramel Candy CamperのHagarieです。こんにちは。

GWが無かったのですが私はもうすっかり5月病です、仕事行きたくないやつです。多分これ来年の春くらいまで治らないやつですよ、え?あなたもですか?

*info

一応言っておきますが今回記事の中で使われている屋外写真は緊急事態宣言前に撮影された写真です。私自身緊急事態宣言後にキャンプに行けていません、ご理解願います。

今回はエバニューのUL(ウルトラライト)なミニテーブル"アルテーブルライト"を紹介します。


★EVERNEW(エバニュー)について


(※上記のロゴをクリックするとエバニューの公式webサイトが開かれます)

エバニューは今回紹介するテーブルの他にもアルコールストーブやクッカー等、様々なアウトドア用品を作って販売しています。国内の他メーカーに比べると正直地味な印象がありますが、質実剛健な道具類の信用は高く愛用者も多いです。そして世界で初めてチタン製クッカーを作ったメーカーとしても有名です。

名前の由来は「屋号の"増新"→"増々新しい"→"Ever New"」から。
(→関連記事:エバニューについて)

ところで皆さん、今回紹介するアルテーブルライトも良いですが、皆さん最近"玉入れ"ってやっていますか?家に引き籠っていると身体が鈍ってしまいますよね。その点、エバニューはスポーツ用品、学校イベント向け製品も充実しており、もちろん玉入れ台も販売しています。大変喜ばしい事です。

(※上記の画像をクリックするとAmazonが開かれます)

5月病で悩むあなたのラッキーアイテムは"玉入れ"です。


★アルテーブルライトのスペック


(※上記の画像をクリックするとAmazonが開かれます)


Alu Table/lightのスペック

・名称:EBA530 Alu Table/light
・素材 : アルミニウム、アルポリック(天板)
・使用時サイズ : 29.5×18.6×高さ9.3cm
・収納時厚さ : 1.3cm
・質量 : 173g
・製造 : メイドインジャパン
※天板上で火器使用は厳禁

そこにあるテーブルはアルテーブル


★アルテーブルライトの良いところ

まずこのエバニューのアルテーブルライトのメリットをいくつか紹介します。



■軽い 

このエバニューのアルテーブルライトは重さは173gと非常に軽いです。

他メーカーの似たようなソロテーブルと比較すると、

キャプテンスタッグのアルミロールテーブが約700g

SOTOのフィールドホッパー395g

スノーピークのオゼン330g

スノーピークのオゼンライトでも270g

他の有名UL系のソロテーブルと比較してみてもアルテーブルライトの173gっていうのは結構圧倒的だと思いませんか。※もちろん比較対象は私が意図的に選びました。


■天板が割と広い 

軽い割に意外と天板が広いです。


サブテーブルとして利用しても良いですし、これだけ広いと使い方次第では全然メインテーブルとして活用できると思います。
結構色々置けます。


■天板が高く、脚もシンプル 

天板の位置が高く作業性が良いです。

他メーカーのソロテーブルに比べ脚の構造が単純なので、テーブル下にガス缶等を置き易く使い勝手が良いです。
適度に高いのでローチェアに座ったままでも使い易いです。



■構造が単純で組み立てがシンプル 

閉じた脚を、


広げるだけで完成!

凄くシンプルです、UL系の道具は組み立てや片付けが面倒くさいものが多いですが、このエバニューのアルテーブルライトは非常にシンプルです。


■折りたたんだ脚に収納出来る 


折りたたんだ脚に薄いまな板やバーナーパッドを収納(挟み込む)出来ます。

意外と便利かも知れません。


★アルテーブルライトの嫌なところ

メリットを紹介した後ですが、私が使いづらいと感じたところも書いていきます。



■天板が熱に弱い 

熱に弱いというのがこのアルテーブルライトの最大のデメリットです。

天板が樹脂とアルミニウム合金の複層構造をしているアルポリックという素材で出来ており、熱に弱い為、天板上での火器使用は厳禁ですし、熱源に近づける事もダメです。

その為、ストーブ等を使いたい場合、真面目にやるなら調理は地面か別のテーブルを利用する他ありません。

ちなみに天板がアルポリックじゃなくてアルミニウム合金で出来ているアルテーブルファイアという製品もあります。こちらは天板上での火器も使用もOKですが60gだけ重い233gです。
(→外部リンク:Amazon"Alu Table/Fire")


■軽い? 

このアルテーブルライトは天板の耐熱性を捨ててまで軽さにステータス全振りした道具とここまで説明してきましたが、天板に耐熱性が無いテーブルで言うとUL系の人達に人気のキャスケードのULフォールディングテーブルは約65gとアルテーブルライトの半分以下です。
(※上記の画像をクリックするとキャスケードワイルド公式webサイトが開かれます)

そしてキャスケードワイルドのULフォールディングテーブルは天板の耐熱温度が162度と公称しています、公式Webサイトの使用例の画像でも天板上でストーブを使用しています。

アルテーブルも上限温度を謳ってくれればまだ良いんですが...

さらに別メーカーですが、ANOBAのULソロテーブルなんて天板が金属で耐熱性がある上に、重さは通常品で116g、パンチング天板品が76gと、耐熱性だけでなく軽さともアルテーブルライトが負けてしまいます(使い勝手は負けてないと思いたいですが)

軽さにステータス全振りしたのに中途半端だとは思いませんか?


■コンパクト? 

メリットで天板が広いと書きましたが、その天板は1枚モノで折り畳んだり出来ません。


薄くはなるので適当な隙間に挟みたいのですが、下の写真を見ると分かると思いますが脚の付け根に意外と角があります。

その為、適当な荷物の隙間に差し込んだり抜いたりしようとすると意図せず周囲の物を引っ掛けたり、傷付けたりする恐れがあります。これによりパッキング時に少し入れる場所が選ぶ為、一見コンパクトですが、そのまま単純にコンパクトと言い切れない場面もあります。


★まとめ

ここまでの記事をまとめると、

軽く、天板が広く、組み立ても楽、背も高いので使い勝手が良い

しかし耐熱性が無く天板上でのストーブ使用は不可というところです


私個人の考えでは、耐熱性が無く調理にも活用出来ない、小物を載せるだけの"ただの台"だとしたらいくら軽くてもコレを持って行くこと自体少し無駄な気がします。記事の上の方でも書きましたがアルテーブルライトを買うくらいなら、極僅かに重いけど天板がアルミニウムで耐熱性のあるアルテーブルファイアを買う方がずっと良い判断だと個人的には思います。
(→外部リンク:Amazon"Alu Table/Fire")



正直、今回はアルテーブルライトをオススメしている記事では無かったと思いますが、これは私個人の感想であって、使用方法等によって感じ方は変わるものです。冒頭で紹介したラッキーアイテムと共に騙されたと思って買ってみてください。
(→外部リンク:Amazon"Alu Table/light")
(→外部リンク:Amazon"玉入れ")


という事です。

それでは皆さん、良いインドアライフを!ではまた!



合わせて↓この記事もどうですか?
キャンプ場が休みだしテーブルを自作する


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