綿製のグランドシートが欲しい!から作る!

「Caramel Candy Camper」のHagarie

2020年05月21日 10:00


~ 布からグランドシートを作る ~


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Caramel Candy CamperのHagarieです。こんにちは。

コロナ、収まってきましたね。2週間前のニューヨークとは一体何だったんでしょうか、未だに自由の女神の建設が始まる様子がありません

もう多くの地域で緊急事態宣言が解除された様で、徐々にSNS等でキャンプ場再開予定の情報が出てきましたね、嬉しい事です。ただ私の住んでいる地域は未だに緊急事態宣言が解除されていないのでキャンプには行けませんし、県を越境するのも控えて生活しています。

*info

一応言っておきますが今回記事の中で使われている屋外写真は緊急事態宣言前に撮影された写真です。私自身緊急事態宣言後にキャンプに行けていません、ご理解願います。

ところで皆さんはグランドシート何を使っていますか?

ロースタイルなキャンプスタイルを好む私はグランドシートの上で過ごす事も多いです、そんな私はオレゴニアンキャンパーのグランドシートを利用しています。
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しかし、去年2019年にグループキャンプをした際に、知り合いの知り合いのベテランキャンパーさんがクラシカルで味わい深いコットン100%のグランドシートを利用していました。

詳しく話を聞くと「柔らかく肌触りも良いし、使い心地が凄く良い」との事。

ただ値段を聞くとテントが買えるくらいの価格

1.5m × 2mサイズで、そんなにするのか...。

ぐぬぬ...。



★という事で作ってみた(準備)

お金が無い私はコットン製グランドシートを買う事は諦め、自分で作る事にしました。

まず綿100%の布を買ってみました。
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...とりあえず布を買ってみてから気が付いたのですが、よく考えたら私はミシンも持って無いし手縫いスキルもありません

しかし布の縁を処理しないと解(ほつ)れてしまいグランドシートを作れません。

という事でを購入

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しかし雨とか朝露で濡れた場合にボンドが溶けてしまうんじゃないかと心配だったのですが、なんか"洗たくOK!"とか書いてあるし多分大丈夫だろう。駄目だった一晩泣こう

あとグランドシートの大事な要素として防水性があると思うんですが、今回は余っていたテント用撥水剤のモンベルのSRリキッドスプレーがあったのでこれを利用しました。
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本来、撥水と防水は全く違う要素です(→関連記事:初心者の為の防水剤施工の話)なので今回も防水剤で使うべきなのですが、普段使用している防水剤のTEMPOのパラウエットを偶々切らしており買いに行くのも面倒だったのでSRリキッドスプレーを利用したというのが本音です。そして、もしもこれが駄目でも後でパラウエットで防水施工しようと軽く考えて結果です。


★作り方

ここまでで材料は整ったので、ミシンも裁縫も出来ない私のグランドシートの作り方です。

準備するもの

・厚手の布(私は8号帆布を使用)
・布用ボンド(洗濯OKの物を使おう)
・防水剤
・衣類用アイロン(ボンドや防水剤の定着の為に必須)


 1・作業スペースの確保 

もしかしたらこれが一番重要だし用意するのも大変かもしれません。ストレスが無く作業出来る清潔で広大なスペースを確保します。


 2・布の縁にボンドを付け折り返す 

購入した布はそのままだと縁部分が処理されていないので解れてしまいます。縁部分に布用ボンドを付け折り返し、折り返した部分にまたボンドを付けてさらに折り返します。

↓の写真は完成後の写真ですが、こんな感じで。

最後にボンドで貼り付けた上からアイロンを掛けます。私も裁縫関係はさっぱりなので詳しくは知りませんが「ボンド付けした後にアイロン掛けすると耐久性UP」なんて事が書いてありました。


 3・ひたすらに防水剤を掛ける 

私が使った8号帆布はテントの薄い生地とは違い結構厚みがあるので凄い量の防水剤を吸収します。今回は100cm×92cmで200ml程使用しました。

そして防水剤を施工した後はまたアイロン掛けです。これはテントやタープも言える事ですが防水剤でも撥水剤でも施工後にアイロン掛けをすると耐久性がグンと上がります。


  完成  

なかなか良く出来ました。


★実際使ってみた感想

ミシンとか使えないと、グランドシートなんてまともに作れないと思ったのですが、全然そんな事無くて布用ボンドでも十分に丈夫なグランドシートが出来ました

そして今回私は防水剤じゃなくて撥水剤を使用しましたが、それが功を奏したのか、グランドシートに汚れが付きづらくなり、さらに通気性があるのか一晩使ってもグランドシートの裏面が結露で汚れる事が無くなりました。

普通なら一晩使うと裏面が結露で↓こんな感じに汚れますが、それがありません。

しかしその反面、濡れた地面の上にこれを敷いて長時間上に座っているとじんわりと、そして着実にお尻が濡れていきます。きっと防水剤でしっかり施工したらそんな事無いのでしょうが、撥水剤を利用したことによりメリットとデメリットがあるようです。

しかし思った通り使い心地は良く、なんだかんだで今も愛用しています。


ただ荷物を置いたり、ウッドストーブ用の薪を置いたりという使い方がメインですが...。
なんだかんだで物を置くのに丁度良いサイズ感なんですよ。

汚れにくいので撤収時の仮置きスペースに丁度良いです。

(→関連記事:キャンプの時に少し掃除が楽になる道具達)




...と、まぁ自分で作って愛着があるので使っていますが、正直なところ、布とボンドと防水剤だけですが意外と材料費も掛かるし、ミシンを使わなくても意外と手間掛かるし、作って改めて分かりました。



オレゴニアンキャンパーは優秀だなと。



オレゴニアンキャンパーのグランドシートですが表面はポリエチレン製ですが、見た目は↓の写真の通り一見コットン製に見えますし、


裏面はPVCで完全防水、縁もしっかりミシンで縫われているしハトメも付いててペグダウン出来ます。


サイズ展開も豊富。

と、いう事で。

皆さん、グランドシートが欲しくなったら自作なんかしないでオレゴニアンキャンパーのグランドシートを買えば良いと思います。
(→外部リンク:Amazon"オレゴニアンキャンパー グランドシート")


以上、宜しくお願い致します。

それでは皆さん、良いグランドシートライフを!ではまた!



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テンマクデザインの炎幕DXが凄く良い


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