スノーピークについて

※このページは2018/03/09に一部改定を行なっています。
アクセス頂きありがとうございます。
Caramel Candy CamperのWhiskです。こんにちは。
メーカー小話、第3回目は、
snow peak(*スノーピーク)
について説明します。
スノーピークってどんなイメージですか?
スノーピーク好き多いですよね。
アウトドアショップでも通常のコーナーとは別にスノーピークコーナーが設置されている事も多く、私はアウトドア界のAppleと感じます。
お洒落でなかなか値引きしないメーカースタンスによりブランド力を保っているあたりさすがに思えます。最近流行っている「競争しない競争戦略」ってやつですよ。
そんなスノーピーク製品ばかりで揃える人の事を「スノーピーカー」「ピーカー」なんて呼び方をしますね。ネット上では結構な数のアンチもおり「ピカチュウ」なんて蔑称もあります。(なんて可愛い蔑称だよ)
前回紹介したキャプテンスタッグは、
『頂点を目指そうとするあまり、保守的な発想へ傾きかけたり、造作にこだわりすぎて価格的に手が届かなくなってしまっては、存在する意味がない(ドヤァ)』
なんて言い切っていましたが、スノーピークは反対の道を行ってますね。
スノーピークはお洒落ですが、どこと無く保守的で、造作にここだわり過ぎ価格的に手が届きにくい製品が多くあるイメージです。あくまでもイメージですが。
でも実際調べてみると、お洒落で、値段も安い、優れた製品はいっぱいあるんです。
良い例が、少し前まで品薄で手に入らなかったスノーピークのガス式ランプ
「リトルノクターン」なんて、
コールマンのガス式ランプ「ルミエール」よりコンパクトでパッキング性が高いにも関わらず1,000円くらい安いです。私はうっかり両方買って、両方とも既に2軍落ちして今やどっちも使ってませんが...
まぁ、何にしてもリトルノクターンは良い品物ですよ。
後半で紹介しますが、スノーピークには他にも良い製品がいっぱいあるんです。
スノーピークの成り立ちについて
ここでスノーピークの成り立ちについてもちょっと説明します。
1958年 山井幸雄さんが新潟県燕三条に金物問屋として「山井幸雄商店」を創業。
この燕三条(燕市と三条市を合わせた地域)は古くから金属加工が盛んで鍛冶屋の町とか言われてるところで。スノーピークの他に、ユニフレームや、エリッゼステークで有名な村の鍛冶屋さん、バンドック、キャプテンスタッグなんかもここですね。
1959年 山井さん、趣味の登山で登山用品に不満を持つ → 独自に登山用品を開発販売。
1964年 有限会社 山井商店を設立。法人組織化。本格的アウトドアレジャーのメーカーとして事業領域を拡大。
1971年 株式会社ヤマコウへ組織変更。
1986年 スノーピークをオートキャンピングブランドとしてリニューアル。
1987年 スノーピークの代表的な商品であるマルチスタンドをリリース。同時にシステムデザインをコンセプトとしたオートキャンプ用品の開発を本格化。
1988年 オートキャンプ用品の本格的リリース。
(コールマンやキャプテンスタッグでも、このあたりで急激な販売展開があったし、この時代、バブル期を背景に大きなアウトドアブームがあったんだろう)
1996年 株式会社スノーピークに社名変更。
2014年東京証券取引所マザーズ市場に上場。
2015年東京証券取引所一部市場に指定。
スノーピークさん、アウトドアメーカーでは珍しいことに上場企業なんです。
誰でも株式を買えるんです。
是非、みなさんもスノーピークの株式を買おう。
そうすれば株式優待だって貰えるよ(名前がマーキングされた高級チタングラス等を買う権利が貰える)
スノピ三種の神器について
前半からの続きになりますが、スノーピークさん、本当に良い物が多いです。
俗に「スノピ三種の神器」なんて言われるのもあります。
それは下の通りです。
・ソリッドステーク
どんなに固い地面でも深く、強く、しかも曲がらずに打ち込むことができる鍛造スチール55C網製。過剰に強いと聞きますが、曲がった話しもよく聞きますね。蚊取り線香ホルダーとしても有能。詳しくはググってほしい。ちなみに私はエリステ派
・パイルドライバー
3本つなぎの構造になっており、ハンガーパーツが備わる最上部のスチール棒を上下にスライドさせて外側のスチールパイプの内部底を叩くことで、地中に差し込むことができる。これは本当に良い、設置占有面積が非常に小さいのに、安定感はピカイチだ。ただ年々値上げしてる。
・焚火台
なんかパタパタ閉じてコンパクトになるよ。重いけど剛性もあって信頼性の高い焚火台だよ。もっと褒めたいんだけどコメントに困る代物だね。
詳しくは↑のAmazonのページを参考にして欲しい。
スノーピークのオススメ製品は?
他にも良い製品が多い、アメニティードームSなんてソロ用テント最強説だってある。展開は簡単だし、前室が広く、コンパクトに仕舞えて収納性も良い。値段で言ってもこのクラスで言ったら安い位だ。
あと、値段が高いのであまりオススメは出来ないが、シェルフコンテナがオススメだ。外観、ギミック、耐久性どれをとっても高い水準で出来上がってる。特に複数買って重ねて使うとキャンプ風景が映える映える。これで君もオシャンティキャンパーだ。
ちなみに私もシェルフコンテナ25を2つ愛用している。なので私もオシャンティを名乗れるのだ。
あと個人的な意見だけどケトルではスノーピーク製クラシックケトルが一番カッコ良く見えますね。クラシックケトルと言えばコールマン、ユニフレーム、ファイアーサイドが有名ですが、スノーピークのスラッとしたボディが一番カッコいい。間違いないですね。
もちろんオシャンティキャンパーの私も愛用しています。
スノピがカッコいいんじゃなくて、私が愛用してるからカッコいいんじゃないか、コレ。
詳しくは↑のAmazonのページを参kr
最後にスノーピークについて
スノーピークはアンチは多いです。にしても良品も多くあります。
メーカーの狙いにまんまと嵌っている事になりますが、やはり価格が高くデザインが優れていて、機能性もあることから、ブランド力がありますし、所有欲を掻き立てられるところもあります。
正直なところ私も
スノーピークに対しては悪口もいっぱい書けますが、やはり良い製品も数多く、コールマンやキャプテンスタッグに並び、その広大な製品群を背景に、アウトドア業界を牽引してる存在なのは間違い無いので、私個人はスノーピークが好きですね。
あ、あと書き忘れましたが保証書を付けないのが有名ですよね。
代わりにスノーピーク製品は永久保証を謳ってます。
信頼のおける良いメーカーさんです。
みんな、これからもスノーピークをよろしくね。
スノーピークから例の黒封筒が届いた
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