初心者の為のカトラリーの話

今回はカトラリーのお話しです。
カトラリーとは?
カトラリーって言葉普段使いませんよね?え?私が田舎モノだから?独身だから?あん?
カトラリーとは食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどの総称です。ご飯を食べる為の道具全般を指すみたいですね。

キャンプでももちろん大事なのが、このカトラリー。
家で使っているものを持っていっても良いですし、割り箸だって構いません。しかしロマンがそこにあるんでしょうか?満足しているならそれで良いのですが。
今回はこういう感じで煽っていくスタイルで進めます。
でも、私もキャンプで使っているお箸はお弁当用の竹のケースに入った竹箸ですし、あとは、山岳時代から使っているユニフレームのフォールディングカトラリーです。あんまりロマンはありませんね。やっぱり煽るスタイルは中止にします。
フォールディングカトラリー
半分に折り畳めるし、非常に軽量。
食べてる最中に曲がらない様にロック機構も付いています。
なかなか便利なモノです。オススメですよ。
さて改めてカトラリーについて説明しますが、分類から行きましょう。
形状による分類
箸
日本人ならみんな使いこなせる万能カトラリーです。
スプーン
スープ類を食べるときはもちろん、料理する時にも便利です。
最近はアイスクリームスプーンなるものも見ますね。
フォーク
コレさえあれば大抵の料理は片付けられる万能カトラリーですね。
ナイフ
カトラリーとしてはあまり使いませんし、見ませんね。ステーキを切り分ける時でさえソロキャンプでは包丁や、小さなオピネルとか利用しちゃいますし、ナイフが身近にあるキャンプでは、カトラリーという立場としては弱いのかもしれません。
スポーク
いわゆる先割れスプーンです。スプーンとフォークのそれぞれの良い所と悪い所を全部混ぜた感じの特性ですね。万能カトラリーの代表です。
形状による分類は以上です。大きく分けましたが、この中にも箸なら分離式と一体式がありますし、スプーンやフォークなら折畳み式か一体式かがあります。基本的には一体式の方が、丈夫で軽くて安い事が多いです。分離式とか折畳み式はコンパクトでパッキングしやすいサイズになるので山岳用や非常用カトラリーとしての活用がオススメです。
材質による分類
ステンレス
錆びなくて、熱にも強くカトラリーでは一般的に多く使われています。
チタン
クッカーとしては今ひとつの性能ですが、カトラリーとしては非常に優秀。軽量で丈夫、錆びない特徴があり、さらにイオン化しないので金属特有の匂いも無く、食材本来の味を邪魔することなく食事を楽しむことができます。ただし、非常に硬い金属の為、クッカーを痛める原因になりますし、価格も高めです。
木製・竹製
一昔前まではキャンプカトラリーといったら、木製の柄にステンレスのフォークやスプーンが付いた製品が多かったですね。これらは温もりがあり、キャンプに凄く似合います。今は全部が木製や竹製のもののも多いです。これらはアルミのクッカーをも痛めることなく大変便利です。
余談ですが竹は成長が凄く早い為、海外だとエコ素材のシンボル要素が強いです。なので竹製のギアを使っていると少しエコ意識高い人っぽく気取れます。
樹脂製
軽く、カラフルで、硬くも無い為クッカーを痛めることは無いでしょう。丈夫と聞きますが、周りで使っている人たちは、ことごとく壊れていることから、私はあんまり信用していません。まだ材料技術が低いのかもしれません。
最初に言ったように家で使っているものでも良いですが、
キャンプ用カトラリーに手を出せばもっとキャンプの食事が楽しくなることでしょう。
割り箸やプラスチックのフォークは予備として持っておく分にはいいかも知れませんが、
キャンプはアウトドアです。
ゴミを出来るだけ出さないエコな装備にしてみませんか?
初心者の為のクッカー選び
広告