停電時やキャンプでの電源の話

キャラメルキャンディキャンパーにアクセス頂きありがとうございます。
管理者のHagarieです、皆さん、こんにちは!
最近立て込んでいてTVを含めネット等も見れていなかったんで遅れましたが北海道胆振東部地震なんてあったんですね。しかも想像を超える規模じゃないですか。

不謹慎ながらで申し訳ありませんが、山がこんな大規模に地滑りを起こしたのなんてはじめて見ました。もう目を疑うとはこの事ですね。
今回被害に遭われている方々、そしてその関係者、心よりお見舞い申し上げます。
という事で今回は災害時でも役立つ屋外活動中の電源の話をしたいと思います。
屋外での電源の必要性
キャンプで電気が必要なものってなんでしょうか、LEDランタンでしょうかね?いいえ、スマートフォンです。
ここ5年くらいでスマートフォン(以下スマホ)って凄い普及しましたよね。しかもスマホってビクトリノックやレザーマンも足元に及ばないほどのマルチツールですよね。説明する必要無いかもしれませんが電話だけでなく各種センサー類を備えてそれを利用したアプリがあり、写真を撮ったり、地図を利用しナビしてくれたり、懐中電灯にだってなります。本当に色々出来ます。しかも単独でインターネットに接続可能でその場で情報を知ることが出来ます。
話しが少し逸れますが僕が中学生の頃に見た「マトリックス」というSF映画のワンシーンの話しです。仮想世界で主人公の仲間がヘリコプターの操縦する事になるんですが元々その仲間はヘリコプターの操縦なんて出来ません。しかし直ぐにそのヘリコプターの方法をダウンロードして操縦するってシーンがあるんですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=6AOpomu9V6Q
もうね、スマホってそのレベルでしょ。ヘリコプターは無理でも「火の起こし方」とか「シェルターの作り方」とかその場その場で必要な知識をその場でダウンロード出来ちゃう。いや映画に比べると規模は全然小さいけど凄い事ですよ。

実際にここ数年のキャンプブームはスマホによる影響も大きいなんて話しもあるくらいですからね。
そんなスマホがあればキャンプをはじめ登山等のアウトドア、今回の様な大規模災害時でも非常に役に立つ事間違い無しです。逆にスマホの充電が切れればそれだけでリスクなんですよ。なので屋外での電源の必要性で言えばスマホの為に必要と言えます。
キャンプでの電源
高規格のキャンプ場や、通年営業のキャンプ場では電源サイトと呼ばれる100vコンセントを有したサイトがあります。こういった場所ではモバイル端末の充電をはじめ、電気カーペットや電気毛布、小型の電気ファンヒーター等の電気暖房機器が使う事が出来ます。
そういった設備の無いキャンプではモバイルバッテリーに依存する事になるでしょう。
先日のお盆の3泊4日キャンプでは計60,000mAh分のモバイルバッテリーを持って行きましたが実際4日間で使ったのは13,000mAh程度でした、キャンプでトラブルも無いと意外と消耗しないものです。
モバイルバッテリーにもリチウムイオン内臓バッテリーと乾電池式バッテリーがあります。リチウムイオン内蔵バッテリーは小型大容量ですが充電はコンセント(AC電源)か後述のソーラーチャージャーが必要です。乾電池式は容量も小さく嵩張りますが乾電池による充電が出来るので電池の調達さえ可能ならコンセント等が無くても無限に充電できます。
モバイルソーラーパネルってのもありますね。私も一応持っています。
このサイズ(24wクラス)のソーラーパネルを正しく使用しモバイルバッテリーに充電し続ける運用をすれば長期のキャンプや災害非難時でも安心です。
そしてソーラーパネルを使用する時は必ず太陽の方向へパネルを向けてください。
私の主観ですが、上向きに置いておくだけだと、太陽の方向へパネルを向けた場合の半分か、3分の1くらいしか電力供給がされない感じです。え?何これ商品説明と全然違うじゃんってなります。私はなりました。
今後買おう、使おうと思う方は使用の際注意してください。
充電切れの場合
近くにコンセントも無いし、モバイルバッテリーも充電切れ!そんな時はスマホの電源を落としてください。前述した通りアウトドアではスマホの電池切れがリスクです。何かあっても助けを呼べなくなりますし、現在地の確認も難しくなります。災害時などは特に基地局がパンクしている事も多いので電源を落としておく事を推奨します。
しかしながら、どこからか安否確認だったり何か連絡が来るかもしれません、なのでスマホの充電が3分1以上残っているのなら画面照度を最低にし、モバイルデータ通信を切っておきましょう。モバイルデータ通信はパケット通信の事でこれを切っても電話は掛けられますし繋がります。SMSも送れます。パケット通信が出来ないのでメールやライン等は使えませんが、背に腹は変えられませんので。

記事の中でも散々謳っていますがスマホは本当に便利です、便利過ぎてそれが使えなくなるのは逆にリスクとなります。どうか電源管理には十分気を付けてください。
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