壊れた焚火台を修理してみる

~ 先日の巾着田ソロキャンプで壊れた焚火台の修理 ~
※この記事は2019年5月15日に加筆・修正を行なっています。
Caramel Candy Camperにアクセス頂きありがとうございます。
先日の巾着田ソロキャンプで壊れてしまった焚火台の修理を行なったので、今回は簡単にですが記事にしたいと思います(→関連記事:春の巾着田でキャンプ料理に挑戦)
★状況について
冒頭でも説明した通り、先日行った巾着田ソロキャンプの際に、使用していたニュートラルアウトドアの「X型焚火台 NT-FT01 クロスファイヤスタンド」の脚が一箇所、取れてしまいました。
この焚火台は2016年の10月頃から使用していました。
私は元々17cmの小さな薪を使っていたせいもあり、このX型焚火台は大き過ぎてしまい殆ど使う事は無かったのですが、最近その17cmの薪が手軽に手に入れられなくなり、標準サイズの薪を使う機会が多くなりました。
この他にも焚火台を3種類持っているのですが、17cmの薪を基準とした小さな焚火台ばかりなので、標準サイズの薪を切らずに気楽にそのまま使えるこのX型焚火台が最近のキャンプのトレンドとなっていました。
今までの使用回数を遡って調べてみたところ計10回のみの使用で、全然使って無かったようですが、壊れてしまうとは情けない。
★X型焚火台 NT-FT01 クロスファイヤスタンドについて
この焚火台は、有名どころのUCOの「フラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット」と構造はほぼ一緒で、設営は5秒で出来、収納も簡単に折り畳むだけのシンプルな構造です。

現在ではこのスタイルの焚火台は増えてきました、あのキャプテンスタッグも「V型 スマートグリル」なんてモデルを発売してるくらいですからね。しかしどのモデルも何故かサイズが微妙に小さかったりして標準長さの薪が入りきりません、このニュートラルアウトドアに代わる焚火台がなかなか現れないのです。上で紹介したUCOの焚火台も長手方向の最大長さが34cmとやや短めです、日本で売られている標準的な薪の長さは35~36cmなのでやはり僅かに足りません。
それに対してニュートラルアウトドアのX型焚火台は40cmあり大抵の薪はそのまま入れることが出来るのです。
★修理してみる
代わりが無いため、とりあえず修理する事にします。
元々この脚を固定していた部品は溶接で留まっていました。
私はガス溶接とアーク溶接の免許を持っているので溶接そのものは可能なのですが、問題が3点あります。
・溶接の中でもステンレスの溶接が難しく、専用の溶接棒も必要。
・溶接棒が必要だと言ったが、そもそも溶接機自体が身近に無い。
・よく考えたら実際に溶接した事なんてほぼ無くペーパー免許。
なんというか救い様が無いほどに再溶接による修理は絶望的と分かったので、穴を開けてネジ止めする事にしました。
最初、自宅にあるミニルーターで穴を開けようとしたのですが、どうも1度溶接されたステンレスはトンでもなく硬いらしく、ミニルーター程度では文字通り刃が立ちませんでした。
仕方ないので知り合いに助けを請う事にしました。
写真は撮っていませんがボール盤により穴を開ける事が出来ましたが、ボール盤でもドリルの刃が折れるリスクがあり、なかなか穴が開きませんでした...あんまりオススメ出来る修理方法を紹介でず申し訳ありません。
という事で穴を開けるのに疲れてしまいネジ止めでなく針金止めにしました。
針金だと少し心配な気がしますが、焚火の温度は高くても700~800度くらい、この針金は鉄製なので融点は確か1,500度くらい。理論上溶けないはず。きっと大丈夫。きっと。
という事で今回は以上になります。
次回のキャンプで使用状況をレポートしたいと思います。
2019年04月16日追記
(→関連記事:春の県営赤城山キャンプ場でソロタープ泊)
2019年04月27日追記
針金は耐久力的にも見た目的にも不安があった為、ネジに付け替えました。
それでは皆さん、良い焚火ライフを!ではまた!
防水ファイアーライターという紛らわしい名前の着火剤
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