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スキレットの誘惑には勝てなかったよ。

   

スキレットの誘惑には勝てなかったよ。
~ やっぱり買ってしまったスキレット ~


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Caramel Candy CamperのHagarieです。こんにちは。


早速ですが、


スキレットを購入してしまいました。スキレットの誘惑には勝てなかったよ。

去年の年末くらいからスキレットが欲しくてたまらなかったのです。
(→関連記事:寒いけどバーベキューに行って来た、あとスキレットの話とか)

今までもスキレットを購入しそうになった事は幾度と無くありました。

しかし、その度「鋳鉄製のスキレットなんてメンテナンス性に難がある。面倒臭くてズボラな自分には維持出来ないし絶対扱える訳が無い、身の程を弁えろカス野郎が!」と呪文の様に唱え続けスキレット購入という呪いを追い払ってきた訳です。

しかし先日の本栖湖キャンプ(→関連記事:クリーンアップ!本栖湖キャンプ!)の際に、知人のスキレットの片付け、シーズニングまでやったところ、「このシーズニングという作業は面倒臭い反面、凄く面白いのでは?」という、何か、もう、どうしようも無い事に気が付いてしまいました。

そんな事に気が付いてしまったら、頑なに封印していたスキレットへのエモーションがフォルテッシモでBe Togetherしてしまいまして。


★今回購入したのはLODGEの6.5インチ

初スキレットという事で最も王道なLODGE(ロッジ)のスキレットを買いました。
スキレットの誘惑には勝てなかったよ。
※スキレットカバーは別売り。



サイズはソロキャンプに丁度良い大きさの6.5インチ。
直径約15.5cm、深さ3cm、持ち手を含む全長26cm。肉厚は5mm。
スキレットの誘惑には勝てなかったよ。
大きさ比較はSOTOのスライドガスマッチ(→関連記事:スライドガスマッチを自力で修理)



LODGEのスキレットは予めシーズニング済みなので一番最初の儀式的作業の必要がないそうです。(一応私は経験の為にやってみましたが)
スキレットの誘惑には勝てなかったよ。



LODGEのフタには棘みたいな突起があります。
スキレットの誘惑には勝てなかったよ。

この突起は、下の図の様に素材の旨味を含んだ蒸気が液化して、この突起から水滴として食材全体に降り注ぐ様にする為の構造みたいです。
スキレットの誘惑には勝てなかったよ。
(LODGE公式WEBサイトより転載)




LODGEだけではありませんがスキレットの多くには烏口(からすぐち)が付いており油を捨てたりする時に便利です。
スキレットの誘惑には勝てなかったよ。
スキレットを実際に買うまでは気にも留めていませんでしたが、やはりフライパンとは違うんですね。



私の個人評価は★5です。さぁ、買うのです。
  




★初めての鋳鉄クックウェア

ちなみに何かの記事でも書いたかと思うのですが、このスキレットを買う前に既にダッチオーブンは購入済み。ただユニフレームの6インチディープというモノで、通常の鋳鉄製のダッチオーブンではなく、"黒皮鉄板"製のダッチオーブンです。

コレは通常の鋳鉄製のダッチオーブンとは違い、製造時に黒皮と呼ばれる強固な酸化皮膜、所謂"黒錆"を付けることにより鋳鉄製のモデルよりも比較的、錆び難くいモデルです。

また鋳鉄製の様に鋳造(熔けた金属を型に流し込んで作る)で作られるのでは無く、黒皮鉄板を圧延して作られるという特徴があり、さらにヒートショックにも強いとの事なので、素材がそもそも"鋳鉄"では無く、もっとニッケルやクロムが混ざってて錆に強い鉄が用いられている気がします、私の憶測ですが。

つまり簡単に言うとユニフレームの黒皮ダッチオーブンは"防錆に関して、お手入れが非常に楽"という事です。

少し横道に逸れすぎましたが、つまり何が言いたいかというと、

"私は鋳鉄製の器具を所有した経験が無い"という事実。



★シーズニングについて

鋳鉄製のクックウェアで大事になってくるのがシーズニング、これをしなければスキレットはあっと言う間に錆てしまいます。鋳鉄初心者の私は早速シーズニング方法について調べてみました。

*LODGE公式動画から。


*公式の解説
01 洗う
ご使用後はタワシを使ってお湯で洗い流します。ひどく焦げ付いた時やサビてしまった場合は、スクレーパーで刮げ落としてから水を入れて火にかけ、浮かせてください。
※馴染んだ油が抜けてしまう為、なるべく洗剤を使わずに洗いますが、焦げやニオイが気になる時は、重曹か洗剤でお手入れをし、シーズニングし直してください。

02 乾かす
洗ったスキレットは火にかけて微小孔に入った水分まで十分に乾かすのがサビを発生させないコツです。ハンドルやカバーまで両面の全てをよく乾かしてください。熱源からカバーを乾かせないIHの場合は、よく拭いてから食用油を塗ってください。

03 シーズニング
スキレットが熱い内に食油を薄く塗り、油を微小孔にまで浸透させます。キッチンペーパーなどを使いスキレット全体に馴染ませ、シーズニングしておきます。

このLODGEの公式で言われている通り洗剤の使用は厳禁の様で、本当に色々な雑誌やwebサイトでも洗剤で洗うなと書いてありました。

反面"ガンガンゴシゴシ洗剤で洗っても完璧に乾燥させたら問題無しだよ?"みたいな事を謳ってる情報も数多くあります。


一体何が正しいのでしょう。


アウトドア界隈では"オピネルの柄は乾性油に漬け込んで防水コーティングするのがセオリー"という様な正しいのか正しくないのか良く分からないような知識が広がっているのが現状です(このオピネルの話は荒れやすいのでノーコメント)

なんか炊飯の記事(→関連記事:初心者の為のご飯の炊き方の話)でも書いた"伝統""流儀"みたいな匂いがこの"シーズニング"からもしてきませんか?

近々シーズニングについての記事を書こうと思います。



スキレットの誘惑には勝てなかったよ。
という事で今回は以上です。

スキレット、いつかきっと買うだろうなー。と思っていましたが、やっぱり買ってしまいましたね。でも正直なところ買ってみたら「何故もっと早く買わなかったんだ」という思いの方が強いです。

この記事を読んでいる方で、スキレットを買おうか買わないか悩んでいる方が居れば是非買ってみてください、記事の中でも書きましたが維持するのは手間が掛かりますが、これが結構面白いですよ。最近雨続きでキャンプ行けてないので自宅で何度か使用しましたが本当にいいものです、早くキャンプで試したい気持ちで一杯です。

という事で皆さん、よいアウトドアライフを!ではまた!


合わせて↓この記事もどうですか?
シーズニングによる防錆効果を検証


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この記事へのコメント
ダッチを使う人はよく、
「使い込んで『ブラックポット』に」とか
「ダッチオーブンは育てていくモノ」とかって言いますよね?

でもダッチオーブン協会の会長をしてる菊地さんですら
「ブラックポットには毎日毎日使って最低7~8年掛かる」って言うぐらい現実的には厳しい道のりが待ってます。

だから『一体なにが正しいの?』となると

「洗いたくない人は洗わない。洗いたい人は洗えばいい」。
ねこ
2019年06月19日 23:26
>ねこさん

コメントありがとうございます。

返信が遅くなり申し訳ありません。

ブラックポットって作るのにそんなに掛かるんですね。
スキレットでまた記事を作るときは参考にさせてもらいます。

ありがとうございました。

HagarieHagarie
2019年06月24日 18:24
 
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    コメント(2)