初心者の為の応急処置の話
今回はファーストエイドの話しです。
ファーストエイドとは？
ファーストエイド【first aid】日本語で言えば救急手当や応急処置を意味します。キャンプを含めアウトドア全般に言えることですが多くの場合、活動する場所は市街地から離れた自然の中です。自然の中なので注意していても蜂等に刺されるリスクや転んで切り傷、焚火で火傷をするリスク、そんな諸々のリスクがいっぱいです。
しかし、市街地から離れている為、怪我や体調不良になっても病院や薬局まで行けないというシーンが多数あります。自然の中に自らの意思で遊びに行っている訳ですから、そこではセルフメディケーションが基本となってきます。
今回はそんな自然の中でセルフメディケーションを行なう為にファーストエイドキットを用意しましょうというお話しです。
キャンプにおいてのファーストエイド
登山の場合は緊急用のホイッスルや、骨が折れた時用の当木、ライターやサバイバル用のアルミシート等多種多様なファーストエイドキットを持って行く必要があります。
これは私が登山をしていた頃のファーストエイドキッドです。
応急処置のハンドブックやエスビットのポケットストーブ、更に非常食等も入れるので1kg以上ありました。
しかし、キャンプではそこまで多くのファーストエイドキットを持っていく必要は殆どありません。何故なら登山の様に救助を呼べない、呼べたとしても助けが来るまでに一晩以上掛かると言う事がほぼ無いからです。キャンプ場であれば5分～2時間以内で救助は来ます。遭難のリスクもありませんし、キャンプのファーストエイドは簡易的なモノで構わないのです。
ファーストエイドキッドを準備しよう
ファーストエイドキットとして一式セットで売られている事がありますが、キッド内には不必要なモノや、不足しているモノも多く使いづらいのが実情です。私個人としてはファーストエイドキッド用にポーチが売られていますので、そこで自分で用意した薬等を入れていくのをオススメします。
何を入れるか悩む事があるかも知れませんが、私は下記のものを推奨しています。
･絆創膏
･虫刺され薬
･ポイズンリムーバー
･ダクトテープ
･持病の薬
これだけで入れておけば大丈夫だと思います。プラスして体質に合わせ正露丸やロキソニンなんかを入れたら完璧だと思います。あと微妙に話しがズレてしまうかも知れませんが、お金を入れておくと何かあった際に役に立つんでは無いかと思います、お金って人が居る場所では絶大な物々交換アイテムなので用意しておくと何かと便利かと思います。
また、虫除けスプレー等も入れたくなりますが頻繁に使うものなので逆にファーストエイドキットに入れておくと面倒臭くなります。それらはもっと身近なバッグにでも入れておきましょう。
ファーストエイドキットを準備しても実際には使う事は殆どありません、その為、あまり語られる事はありませんが、自然の中に飛び込むには絶対必要だと私は考えます。それに用意しておけば何かあったとき本当に役に立ちます。保険の様な存在ですので是非導入を検討していください。
キャンプで虫に刺されたら？
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