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初心者の為のタープの話

   

初心者の為のタープの話


こんにちは、管理者のHagarieです。

今日はタープについて話しをしていきたいと思います。


★ タープの役割

 キャンプを始めたばかりの頃ってタープに必要性を感じませんよね。私もソロキャンプではしばらくタープ無しの生活を送っていました。

 そもそもタープの役割とは何でしょうか。それは強い日差しの遮断、雨除け、風なんかも防げます。スクリーンタープなら虫からも寒さからも身を守れます。つまりこれってリビングダイニングなんですよ。テントは寝室。なのでタープ下の空間はサイトの中心となり、キャンプ中はそこにいる事が多くなる事だと思います。

そんな大事な存在が「タープ」です。自分にあったタープをしっかり選びましょう。
初心者の為のタープの話
タープ下に居住空間を作ると野ざらし感が軽減され、居心地のいい空間が出来ます。また突然の雨や、木々から落ちてくる枝や実からサイトが守られます。

 ちなみに前室が広いテントの場合はタープの恩恵は少ないので導入する必要は無いかもしれません(→関連記事:ogawaのステイシーネストについて)

★ タープの種類

 最近キャンプ場でよく見かける主流タープはヘキサタープ、レクタタープ、スクリーンタープの三種類となります。これらについて説明していきます。



・ヘキサタープ

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 ヘキサタープ。ヘキサゴン(6角形)の非自立式オープンタープです。

 ヘキサタープの代表的な設営方法は、タープを2本のポールで支え屋根と壁の両方の働きをさせる方法が一般的です。この設営が簡単でやり方さえ覚えれば一人で簡単に設営出来るのでソロキャンプにもオススメです。

また6角形という形状の為、設営時にシワも出来難く初心者でも美しくタープが張れます。そしてポールを増やしたり、ガイロープ(張り綱)の張り方を変えたりする事でお手軽にタープアレンジを楽しむ事が出来、色々な応用が利きます。

少し余談ですが、最近ではヘキサと謳いながら4角形や5角形のタープでもヘキサタープとして紹介される事も多いです。



・レクタタープ

初心者の為のタープの話
 レクタタープ。レクタゴン(4角形)の非自立式オープンタープです。ちなみに正方形のものはスクエアタープと言ってレクタタープというよりはヘキサタープの派生型ですね。

 レクタタープは長方形の四角いタープで、ヘキサタープに比べるとサイズが大きく張り方の自由度が高い傾向があります、代表的な張り方として上記写真の様にポール6本で設営し広大な屋根面積を確保出来る張り方があります。ポールを2本だけの張り方に構造は似ていますがタープ全体を屋根として使うので、同じくらいの大きさのタープでもポール2本の張り方よりも圧倒的に広い空間を確保できます。しかしタープを全て屋根として使っている為、壁としての機能は無く風除けになる事はありません。もちろんポール2本での設営も珍しくありませんので時と場合によって使い分けましょう。

ヘキサタープよりもタープアレンジは豊富な反面、ヘキサタープよりもシワが出来やすく複雑で美しく設営するには経験が必要です。

最近ではソロ向けに小さなモデルも増えており、ヘキサタープとレクタタープとの境界線が曖昧になりつつあります。



・スクリーンタープ

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 スクリーンタープ。自立式の非オープンタープです。このタイプは上記2種類の非自立型タープとは違い3本以上のフレームにより自立出来、さらに非オープン式と言って四方に壁があります。

 上記の写真の様に四方の壁がフラップになっているモデルも多く、開放したりメッシュにする事で非オープン式ながらムレる事無く快適に過ごす事が出来ます。また暖かい時期は虫の侵入を防いだり、寒い時期は薪ストーブを入れ温室化出来たりもします。本当に多様な使い方が出来るタープです。

 また対天候性においてはタープの中で一番優れているとも言われます。メリットも多いですが、デメリットも多く、まず他のタープに比べ重いです。非自立式オープンタープと比較すると同じ床面積で3~5倍の程度の重量デメリットがあります、それに伴い収納サイズが大きく、設営、撤収にも時間が掛かり、価格帯も高めの傾向にあります。
...これらの事を考えると近い将来トンネル型タープが発売されるな。



★タープの選び方

 上記で述べた通り、形状の違いによりそれぞれメリット、デメリットがありますので、まずは形状で選びましょう。最初はヘキサタープがオススメだと思います。

 次にテントとの相性も大事になってきます。あまりにテントとタープの大きさに差があるとサイトのレイアウトが難しくなりますし、テントを使わずタープ泊をする様な場合は別ですが、大き過ぎると無駄に重量が増し、持ち運びも大変になる上に、風の影響も受け易くなってしまい使いづらくなる場合が多いです。

 よく大は小を兼ねると言いますが、アウトドアにおいてはその限りでは無ありません。兼ねないどころか逆に小は大を兼ねる場合も多いくらいです。安いからと言って大きいギアを買うのはリスクです。タープを選ぶときも注意しましょう。
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★オススメのタープ

 ソロ用のタープというのは意外と種類が少ないが、下記のタープがオススメ。



 ≪ mont‐bell ≫ ミニタープHX 
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 定番中の定番ですね、私も使っています。サイズ感はもちろんの事、モンベルの製品なので何かトラブルがあったときでもサポートが安心です。オススメです。


 




★最後に

 以上でタープについての説明を終わりにしたいと思います。

キャンプにとってタープは絶対必要かと言ったら、決してそうでもありませんが、最初の方で述べた通りタープがあれば快適さが数段上がる事は間違いありません。快適なキャンプライフの為にも導入を検討してみては如何でしょうか。

それでは皆さん、よいキャンプライフを!それではまた!


合わせて↓この記事もどうですか?
ヘキサタープの設営方法を解説
暖は焚火だけ、初めてのソロタープ泊





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