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GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。

   

GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。


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こんにちは、管理者のHagarieです。

「GWは関係無いから~」とか言って拗ねてましたが5月3~5日にキャンプに行くことが出来ましたのでレポートします。


キャンプ場紹介


場所

 今回、私が行ったキャンプ場は栃木県の奥日光にある湯元キャンプ場です。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
奥日光の戦場ヶ原の先、湯湖近く。冬季はスキー場として営業。


営業期間

 営業期間は6月~10月となっています。このキャンプ場は冬場はスキー場として運営されており、雪の残り具合によりスキー場の営業を早く終わらせる年も多く、最近では大体いつもGWから開設となっています(但しGWでも気温が低く水道管が凍結してしまい水道が使えない年があります)
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。

上のコースマップで言うと第1ゲレンデがキャンプ場となります。


料金・受付方法

 大人1人一泊1,000円で予約は出来ません。受付は近くの日光湯元ビジターセンターにて行なう必要があります。ビジターセンターは16時30分に閉館してしまう為、到着が遅れた際は次の日の朝に事情を説明し料金を払えば問題ありません。キャンプ場には見回りの人がそこそこの頻繁に来るので誤魔化せませんよ。


設備

 炊事場とキャンプ場から徒歩1分くらいの所にトイレがあります。トイレは簡易水洗の洋式ですがビジターセンタースタッフが毎日清掃している為、非常に綺麗に保持されています。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
炊事場
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。


キャンプサイト

 全面がフリーサイトとなっており、そしてほぼ全体が斜面となっています。一部林間サイトも有り。そして標高1,500m位あるので平地に比べ気温は-9度です。山間部の為、風も強く体感温度は更に下回ります。また自然が多く、鹿も大繁殖している為、キャンプ場全面に鹿糞が落ちており、テント設営で鹿糞を完全に避ける事は難しいです。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
 上の方だと湖も見えて展望に優れます。しかし、この斜面を荷物を持って上がるのは一苦労。苦労するだけあって空いている傾向も強く、意外とオススメ。

また、直ぐ近くの湯湖の水門?ダム?の動作の為、一定間隔(1時間に1回くらいの頻度)でモータ音?の様な音がします。気にする人は夜寝る時苦労するかもしれません。耳栓を用意した方が良いかも知れません。


周辺設備

 日光湯元という名前の通り、周辺は温泉が多く、キャンプ場の駐車場から徒歩1分の所にある休暇村をはじめ、歩いて行ける範囲にも日帰り温泉は多く、21時くらいまでなら日帰り入浴が楽しめる場所もあります。また湯湖の正面のホテル内にはデイリーヤマザキがあり日中は開放している為、ホテル客以外も利用が出来ます。少し車で足を伸ばせば日光観光が行なえます。


ルール・マナー

 場内での発電機使用、直火による焚火、花火、キャンプファイヤーなど禁止。ペットの入場も禁止。灰を含めゴミは全て持ち帰りです。日光白根山の麓に位置する為、登山客も少なくありませんので夜は早く、21時以降静かにした方が良いです。そして早朝から登山を始める人も居る為、朝5時頃から煩くなったりもします。




 以上のスペックのキャンプ場となります。私の住んでいる場所からは比較的近く、そして予約が不要な点、満員になるほどサイトが狭くない点、自然や展望に優れる点、周辺設備が充実している点、星が比較的綺麗な点。私個人の総合的評価が高く、このキャンプ場をよく利用しています。


キャンプレポート(日記)

 2018年5月3日14時出発、今回は4人でグループキャンプ、メンバーは毎年何回かキャンプをやっている気の知れたメンバーでした。車は2台で、私は車も出さずドライバーでも無かったので楽々キャンプです。本当に感謝。

 向こうは非常に冷えるのが分かっていたので、家を出るとき暖かい格好で出掛け様としましたが、こちらは非常に晴れており気温27度。さすがにこの気温では暖かい格好で行くのは無理と判断、そして荷物を無駄に増やすのも気が引ける為、最低限の防寒装備だけしか持って行かない事にしました、これが後で後悔する結果になる事と分かりつつ。

 しかし日光に近づくにつれ天候は悪化していきました。気が付けば大雨です。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
 いろは坂を登る頃には本当に大雨。山の雨は何故こんなにも雨粒が大きいのか。そして、こんな天候でも自転車でいろは坂を登っている人達は楽しいのだろうか、疲弊し切った顔をしているが。

 「この雨でサイト設営か、私もさっきの自転車乗りの人達みたいな顔をするんだろうな...」と心配になったものの中禅寺湖付近で小雨に変わり、戦場ヶ原で雨は上がり、湯湖まで着くと何も無かったようで湖の中でフライフィッシングを楽しむ人が多数居ました。道も濡れていません。こんな近距離でもこうも天気が違うものか。


 到着17時半。既にビジターセンターの営業時間は終了しており受付は翌朝済ますことにしました。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
キャンプ場はガラガラ。残りの仲間は道中渋滞に巻き込まれ到着は夜中になるようでした。以前に比べると渋滞は減りましたがGW等の長期連休ではまだ渋滞が頻発してしまいますね。道路環境をもっと良くします。

キャンプ場の隅の方を見ると残雪があります。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
嫌な予感しかしません。

 到着から日没まで1時間、あっと言う間に暗くなります。日没付近では温度差により風が発生し、遮蔽物の少ないこのキャンプ場では設営が困難となります。さっさと設営を済まします。もう一人の仲間を見るとタープと悪戦苦闘。今回この仲間はタープアレンジを楽しめる様なループのたくさん着いた大きなタープを持ってきており、しかも初使用だったようで結局2~3時間タープと格闘していました。

夕食。
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野菜の雑炊を作りました。もう一人の仲間は肉やキノコを焼いていました。

残りの仲間が到着したのは22時過ぎ。
お客さんが少ないので少しだけ焚火を楽しむ事にしました。
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気温は1度。冬キャンプで気温1度は全然平気な温度ですが、この季節の気温1度は違います。まず私自身も薄着、来るとき荷物を減らしたのが仇になりました。上下の服装だけでなく冬に比べ靴下も薄く、手袋もありません、ネックウォーマーも何もありません。凄く寒く震えが止まりません、冬キャンのリバイバル。凄く良いです。


翌朝、気持ちの良い朝となります。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
しかし気温は5度しかない


食事は前日の残りの具材を利用し、野菜のお味噌汁。肉成分が欲しい。
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仲間達はそれぞれパンを焼いたりカレーを作ったりしていました。


気が付けば天候は崩れ始めました。
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8時くらいには太陽は照っているものの雪が降り始め、風も吹き始めました。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
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白根山登山の為、朝早く出発した人たちはこうなる事は予想出来なかったのでしょう、風で煽られたテントが転がってしまったりしていました。
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雪と桜と突風で倒れたテント。


 そして突然雨に変わったり、霰に変わったり、風も止んだり、突風が吹き始めたり、それらが全部まとまって同時に来たり忙しすぎる天気でした。
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 このままでは各自テントに引き篭り気味になってしまう為、サイト中心にタープを広げ、パブリックなスペースを確保します。
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人がガラガラでなければ出来ないサイト構成


 特にやることも無かったので雪や霰や雨と風で冷えた冷えた体を温める為、キャンプ場に隣接している休暇村(宿泊施設)で温泉に入ることになりました。

この温泉は日中から開放されており900円で入れるというリーズナブルさ。キャンプ場に隣接というアクセスの良さ、今後ソロで来たときも利用しようと決意。

お風呂上り、温まった身体をカキ氷で冷やす。
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特に何をしたという訳でも無いものの、仲間が集まれば時間は早く進む、気が付けば15時を過ぎていたので夕食準備の為に皆で焚火を始めることにしたが、薪が雪や雨で湿気っており火が付きづらい、さらに皆がキャンプ慣れしているせいで「誰かが着けるだろう」と消極的。なんとか火が着いても風が強く火が暴れがちだし何よりも寒い。

という事で、開いている隙間をムササビタープでブロック。
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やっとの事で安定して焚火を楽しめる状態に。
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気が付けば下はお客さんで埋まっていた。
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それでも相変わらず上の方はガラガラ

今回の夕食はアヒージョとシュラスコ。

このメンバーには料理が得意な仲間がおり、毎回その人に料理を一任しています。私自身も雑用などを手伝ったりはするもののソロキャンプでは味わえないキャンプ料理が食べられるので本当にありがたいものです。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
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他にもアヒージョの残った油で鶏肉を揚げたり、私は初めてアンティチョーク(西洋アザミ)などを食べたり、昨日の夜から野菜と氷しか食べてなかったのでいくらでも食べられ、パクパクしていると気が付けば24時を回っていました。本当に時間が早過ぎる。


***


夜中3時ごろ。

強風が吹き荒れていました。

あまりにも外が騒がしく目が覚めました。

私達の荷物も飛ばされていないか確認と整理の為、テントから出てて周囲を確認すると、私達のテントやタープは無事だったものの、下の方の人たちのテントやタープが風で飛ばされたり潰れたりしている光景が広がっていました。さすがに写真には収めていませんが、本当に多くの人たちが風の被害を受けており、深夜で気温は-3度と言うのに補修や修理、場合によっては撤収を始めていました。

凄く不謹慎ですが、非常に絶望感と活気に満ち溢れ、凄く楽しそうに見えました。

悲惨なトラブルは経験となります。過去、今回と同じメンバーで高ぼっち高原でキャンプした際は、今回同様に深夜に雨と強風で軒並みテントが潰され撤退した事があります。今回はその経験が生かされ強風の中でも全員テントどころかタープすら無事でした。そしてその過去の失敗は今では最高の酒の肴となります。

遠くでレベルアップのファンファーレが聞こえた気がします。

テントやタープを潰れたキャンパーに幸あれ。


***


朝。今日もまた雪が降っており、風も吹き止まない。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
簡単な料理しか無理な為、私はインスタントのヤキソバと昨日の夜お酒のおつまみにと買っておいた惣菜の残りを食べました。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
久しぶりにキャンプでインスタント食品を食べた気がします。

最近では"ゆるキャン"というアニメの影響でキャンプでカレーヌードルを食べる人が増えています。確かに自然の中で食べるカップラーメンは美味しいけどカップラーメンじゃなく料理も楽しんだ方が良いと思うよー。というのが私のスタンスです。

なので、この朝食は美味しかったものの何となく敗北感を感じる事となりました


その後、撤収準備を進めました。
こんなに広げてしまった為、撤収は大変だったものの、幸いにも天気は安定してくれて意外とスムーズに済みました。
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。



今回、ゴールデンウィークのキャンプという事で油断しましたが、まだ寒いキャンプを楽しむ事が出来ました。そしてやはりグループキャンプも良いものです。ソロとは違った面白さがあります。

今回は多くの人のテントが潰れているのを見て、やはり本当の脅威は風という事を再認識させられました。

しかし装備さえしっかりすれば問題ない筈なので近々ソロで来ようと決意。


以上、宜しくお願いします。


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