日光湯元でソロキャンプ

アクセスありがとうございます。こんにちは。
キャラメルキャンディキャンパーのHagarieです。
先日、数日間あまりにも仕事が忙しく爆発していたんですが、その仕事が終わったら急に暇になってしまいまして、それを利用しソロキャンプに行ってきましたのでレポートします。
日光湯元キャンプレポート(日記)
この日光湯元はつい2週間程前のゴールデンウィークにグループキャンプをした場所です。
(→関連:GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。)
グループキャンプはグループキャンプで凄く面白いですよね、でも私はソロも大好きなんですよ。という事で、今回はソロで日光湯元キャンプ場へ行ってきました。
今回のキャンプは、いつもの様に目的も無く日がな一日ミックスナッツを齧っている様な緩々なキャンプでは無く、幾つかの目的がありました。一つ目の目的は「最近増えたギア、改善したギアを試す」、2つ目の目的は、最近タープの撥水性能が失われつつあるので天候に恵まれれば「タープに撥水施工をする」という目的です。
(→関連:スパイスボックスの軽量化)
(→関連:テーブルの軽量化)
(→関連:タープの撥水施工)
その日は早朝から前日の仕事の後始末があり、出発は午後12時になってしまいました。
このキャンプでは新たに買ったタトンカのタープを試そうと考えていたのですが、実はタトンカのタープはAmazonから届いた後ダンボールからは出したものの、一度もタープの袋からは出しておらず、内容の確認が出来ていませんでした。そして何となくですが張り綱、自在金具、ポールが入っていない気がしていました。幸いにも張り綱とポールは既にストックがあったのですが、自在金具が2個しか無いという事に直前で気が付き道中調達する必要が出来てしまいました。
しかも、用意した張り綱はノルディスクの2.5mmガイロープ。2.5mm径をしっかりホールド出来る自在金具って意外と無いんですよね。ホームセンターとかに売っているのはもう少し太い用の3mm~のものばかり、それを使うと一見ホールドした様に見えても数時間すると緩むという罠です。何度か痛い目を見ました。それならまだロープワークで自在結びを作ったほうがマシなレベルです。2.5mm径に間違いなく対応していると言えるのはモンベルのアルミランナーかアルミランナーミニです、つまり道中モンベルストアに行く必要がありました。

そんな訳で唯でさえ出発が遅れていると言うのに、道中モンベルストアに寄るため、栃木県小山市の「小山遊園地」跡地の「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」に寄る事に。
...そうか、知らない間に小山遊園地は倒産、解体されていたのか。行った事は無かったけどCMが凄く印象的だったのを覚えている。私の年代ならそのCMの真似をしてプールの時、鼻に親指を突っ込み手のひらをモシャモシャさせながら「おやまゆ~えんち~(ボコボコ」とプールに沈んでいく遊びをしたのでは無いだろうか。言っといてアレだが私もしたのだろうか。
急いで買って、急いで向かう。
今日中にタープをセッティングしなければならない。急がないと日が暮れてしまう。前回、夜はマイナス2度まで気温が下がったし、風もビュービュー吹いていたし、雪も降っていた。なんとしても太陽の出ているうちタープのセッティングを終わらせなければ、風と寒さによって夕食すら厳しくなってしまうかも知れない。
そして到着。
天候はネガティブなようで駐車場は濡れていた。
現在16時半。
日没まで2時間以上ある。なんとかなりそうだ。
話しは少し逸れるが荷物の軽量化を進めているので荷物も少し減ってきた。
(左下の黄色いのはチェアだ。最終的にコレが一番邪魔になるだろうな)
それにしても今日は平日だけあってお客さんが少ない。
この間は↓こうだったけど
今日はこうだ。
私も含めお客さんは3人。
しかも他の二人はテントに篭っており気配を一切感じさせない。怖い。
結構タープの準備に時間が掛かってしまい、写真を取る暇がなくなってしまいましたが何とかこの日中にタープのセッティングは完了しました。
それと今回はいつものニュートラルアウトドアのバンブーテーブルから、軽量化の為、テントファクトリーのロールボード55をテーブルとして使用してみました。
(→関連:テントファクトリーのロールボード55が気になる)
(→関連:テーブルを軽量化した!)
早速夕食にする。
今回は挽肉をキャベツで軽く包んだ煮込み料理だ。
ロールさせる技術が無かったロールキャベツと名付けよう。
この日までずっと忙しく、そして早朝から活動していた事もあり、食事の後、近くの日帰り温泉に行ったのは記憶にあるのですが気付いたら寝ていました。多分21時くらいには寝ていたと思います。
朝、起きる。
気温は心配しましたが10度近くありTAKEMOのNo,7では暑かったです。
すぐ上まで雲が迫ってきていました。もう少しで私も雲海の中に沈む所謂「雲海ダイビング」と謂われる状態になりそうでした。山岳を少しやっていた人なら分かりますよね「雲海ダイビング」の辛さを。
紹介が遅れましたが、今回のサイト構成はこんな感じです。
前回GW時は物凄い風と、雨や雪だったので耐天候性を考えた陣形です。
オガワ張り風張り方と言ったところでしょうか。
オガワ張りといえばテント後方にポールを設置し、セッティングテープによりテント前方にタープを張る方法ですが、今回私はテントの前室にポールを立ててテント前方にタープを張りました。余談ですが初めてムーンライトの前室のダブルファスナーを有効利用した気がします。ここにポールを立ててもダブルファスナーにより前室をクローズ出来るんです。
やっぱりムーンライトがNo,1という事が証明されてしまいますね。
話しは変わって、朝起きるとサイトが蟻だらけになっていました。気持ちが悪いので写真は載せませんが200~300匹程クサアリが居ました。
私は以前から虫に好かれる性質がある様で、グループキャンプして自分のテントの周りだけハサミムシだらけになったり、朝起きるとテントの中が蟻だらけだったこともありました。
一ヶ月ほど前に行った巾着田でも私のサイトにだけ蟻が十匹程群がっていました。巾着田は川原で、台風などが来れば水没してしまう場所なので周囲30mに蟻の巣なんてありません。なのに私のサイトに十匹程のルリアリ群がっていました。
謎過ぎます。なんなんでしょう、この虫体質は。
私はキャンプをしょっちゅうやっていますが、虫は好きじゃ無いのですよ。嫌い。虫が居ないが為に冬キャンプが好きなくらいです。せっかくのキャンプなのに朝から蟻だらけ。あー、もう蟻だらけ。
もう泣きそうでした。
という事で朝食も取れる状況では無かったのでギアから蟻を払いつつ場所を移動。
露でかなり地面はネガティブ。
足をビショビショにしながらサイトを移設。
...と。
今度は、
トビムシだらけです。
黒い点々は全てトビムシ。
トビムシは名前の通り跳びます。10~15cmくらい跳びます。しかもトビムシ自身まともにコントロール出来ず跳びます。その結果、私のベリーロースタイルの構成では食べ物や飲み物に入ってきてしまうのです。さすがにそんな状況では食事は出来ません。またさらに別の場所に移動するしかありません。
心が折れかけます。
もう一回移設してダメだったら、駐車場で朝食を取ろうと考えながら、また足を濡らしながらサイト移設。
今度はなんとかなったので朝食にしました。
もうお腹ペコペコです。
朝食は赤身の牛肉を焼いて、刻みピクルスを載せただけのもの。
朝から肉は力が出ます。もうヘトヘトですが。
いくら力が沸いて来ても靴はビショビショです。
写真は載せませんが靴下までもがビショビショです。
しかし、1時間ほどすると天気も良くなりました。
テントを撤去し、タープを移設。
新しいタープを堪能。
(→関連:ソロ向けポリコットンタープを買ったという自慢)
自サイトの脇にいつも使っているmont-bellのミニタープHXを設営し、当初の目的だった撥水施工を実施。

(→関連:初心者の為の撥水剤施工の話し)
タープを撥水施工し乾燥させている間、近くを探索。
正直幾度と無く来ている見慣れた場所なのですが、久しぶりに探索した事もあり一時間くらいが経ちました。
戻ってみると
タープに小さな、茶色の、首の長い、変な虫がたかっていました。
確かコレはオトシブミとかいう虫。
特徴:首が長く気持ちがわるい。
凄く気持ち悪いが、まぁ、仕方ない。ここは山だ。
タープを確認すると十分に乾燥していたので、この気持ち悪い虫を追い払い、タープを収納。
休憩を取ろうとすると
ヒメツチハンミョウです。
特徴:羽根が短く気持ちがわるい。
...仕方ない。ここは山だ。
ハンミョウを追い払いお茶を飲んでいると
ムネアカオオアリ。
特徴:胸が赤くて気持ちがわるい。
特にこの蟻は春から夏に掛け登山に行くと3cmくらいの巨大な固体が居たりする謎の蟻です。
山だから仕方無いですが、次から次に虫が沸いて出てくるので撤収する事にしました。
それはそうと、私は以前から中禅寺湖の湖畔にある浅井商店というトンカツ屋さんに行ってみたくて、今回それを狙っていたのです。普段土日で行くと常に長い行列が出来ていて食べる事が出来ない幻のトンカツ屋さんなのですよ。
平日に来れたという事で行列は無い事でしょう。
長年の夢、浅井商店に向かいます。
平日でもアウトでした。
以上で終わりにします。
グループキャンプやディオキャンプも良いですが。なんだかんだ言ってやはりソロキャンプは良いです。誰にも気にせずタープのセッティングをしたり、ご飯を食べたくなったら食べ、温泉に行きたくなったら行き、何か問題があって自サイトを移設しても誰にも何も言われません。全て好きに出来るソロキャンプは本当に良いものです。
それでは皆さんもよいキャンプライフを!ではまた!
お盆キャンプに行ってきた。日光湯元キャンプ場

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