お盆キャンプに行ってきた

キャラメルキャンディキャンパーにアクセス頂きありがとうございます。
管理者のHagarieです、皆さん、こんにちは!
お盆ですよ!
転職して初めてのお盆休みという事で本来であれば色々とやるべき事が沢山あるのでしょうが、全て忘れてキャンプへ行ってきました。今回はそのレポートです。
★今回のキャンプ
今回、キャンプへ行ったのは栃木県日光市の湯元キャンプ場、ここは過去にも記事を書いた事があるのでこのキャンプ場に興味のある方は過去記事を参照してください。
(→関連:GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。)
(→関連:日光湯元でソロキャンプ)
お盆前に高校時代の部活の先輩達から日光湯元で2泊3日でキャンプをするとの連絡があり行く事にしたのですが個人的に「ソロキャン成分が足りない」という気持ちが高まった為、前日から前入りし3泊4日のキャンプとなりました。
★18年8月12日(初日)
今回転職して働き始めた会社は基本は土日休みなのですが、長期休前は土曜日出勤になるとの事で8月11日まで仕事、翌12日から19日までの8連休のお盆休みでした。
お盆休み初日の朝から遊びに行きたかったものの掃除と洗濯等日頃溜めていた日常業務をこなす必要があった為出発は13時をすぎてからとなり、道中買い物や渋滞等もありキャンプ場への到着は17時近くとなりました。
お盆休みという事もあり混み具合は今年最高で翌日から合流するメンバーが心配になるほどでした。キャンプサイトの構成はいつも通りのものですが、ただ今回はお盆恒例のペルセウス座流星群の観察を行なう為コールマンのイージーリフトチェアを用意しました。
サイト構築後直ぐに夕食です。
キャンプの前夜YouTubeを見ていたらユーチューバーがインスタントラーメンを色々頑張って美味しく食べるという動画を見たせいでラーメンとなりました。私もユーチューバーの様に「好きな事をして生きていく」そんな事言ってみたいです。
しかし実際にはユーチューバーよりサラリーマンの方が楽だと思う。
スーパーで一通り自家製らーめん用の食品が揃っていた為簡単に作る事が出来ました。キャンプには助かるのですが、これらを買うと外食のラーメンを食べるよりも高くなります、一般的にはどんな客層が買うのだろうか。
その後、軽くお酒。つまみはソラマメ。
ソラマメ。控えめに言って「三日履いた靴下」の匂いのする豆です。こんな臭い豆がなぜ大衆化しかのか、なぜお酒に合うのか、疑問は尽きません。
昔々「ソラマメ」が「藁」と「炭」と一緒に伊勢参りに出かけた時、旅の道中、腹ペコネズミに遭遇。ソラマメだけが食べ物なので大ピンチ、しかし炭が火を起こしネズミに体当たり、ソラマメを助けました。しかしソラマメは自分だけが食べられそうになった事に不満。
そのまま腹を立てながら旅をしていると三人は橋のない川に出くわしました。背の高い藁が橋になる事にし最初に炭が渡っていましたが、あまりの怖さに炭の体から火が出てきて、みるみるうちに藁に火が燃え移り、炭と藁は川へ落ちていきました。それを見たソラマメが大笑いすると、頭の皮がパチンと破れてしまいました。
頭が割れて泣いていると、通りかかった若い娘が針と黒い糸で割れた頭を縫ってくれて、その縫い跡が、今のソラマメの黒いスジとなったそうです。
ソラマメにはそんな
外はテントの優しい光が地面を覆い、それを見ながらお酒を飲んでフワフワすれば温泉にも入らず気付けば夢の中です。
しかし夜に雨が降り始めると酔いと眠気は一瞬で覚め、雨対策が出来ました。身体とは不思議なものです
★18年8月13日(二日目)
今日は他のメンバーが合流する日です。
起床後、ソロキャンプ恒例の朝の散歩に出かけます。
天気も良く、気持ちの良い朝でした。
朝食はもはや定型です。
朝食後も気持ちの良い天気は続きます。
絵を描いたりして時間をゆっくり過ごします。
この日はお盆という事でお墓参り等あるのでしょう、多くのお客さんが撤退を始めていました。しかし11時前位から狙ったかの様に雨が降り始めました。
テントの甲羅干ししたまま温泉に行ったのでしょうか。
つい先ほどまでは晴れていましたからね。目も当てられない。(写真を撮りつつ)
雨が降り始めるとメンバーが到着、運が悪いというかなんと言うか。
サイトを構築していると丁度良く雨が止む。
そして暫くして15時半頃、残りのメンバーが到着。
サイト構築後、夕食の準備を進める。
このメンバーだと料理が好きな人がおり、その人が料理を進めていく形になる。
夕食はまともに写真を取ってないが、野菜と牛肉と鹿肉を食べた気がする。
夕食後、温泉に向かうものの営業時間終了の為、残念、撤退。
どうやら普段21時まで日帰り入浴を受け入れるこのホテルも、繁忙シーズンはホテル客を優先させる為20時までになる様です。
残念ながら煙臭いままサイトへ撤収、天体観測を開始。

この日はペルセウス座流星群。
ペルセウス座流星群はお盆休みの時期に合わせて現れる都合の良い流星群。
ここ湯元キャンプ場は標高が1,600mと高く、また周囲に光害も少なくギリギリ天の川が判別出来るくらいには星が綺麗に見えます。ペルセウス流星群のおかげもあり短い時間でしたが10個ほど流れ星を見る事が出来ました。

しかし、星を撮影できるカメラは持って無いので伝える事は出来ない。
(※画像はスマホで撮った写真)
★18年8月14日(三日目)
朝食は定型。
卵、ベーコン、マッシュルーム、食パンが底を尽く。
この日は昨夜温泉に入れなかった事もあり朝から温泉に行く。
いつもなら早い時間から日帰り入浴をやっているホテルでも、やはり繁忙期という事かなかなか入れてくれない。どうにか「湯の家」というホテルが入れてくれるとの事が分かったので向かいました。

温泉の感想はともかくとして、ここの脱衣スペースは非常に臭い。この日、この時だけだったかも知れないが本当に臭い。服を脱ぐ時間で気持ちが悪くなった。控えめに言って3週間履き続けた靴下の匂い。もちろん硫黄泉特有のニオイでは無く、純粋に臭いのだ。臭い。そして露天も無く個人評価は★1.5と言ったところ。
サイトに戻ってくると海賊っぽい風貌の先輩が木材のブロックを削り何か作っていた。
これぞブッシュクラフト。キャンプの正しい過ごし方なのかも知れない。
他のメンバーは昼寝したりハイキングに出掛けてたり各々が自由に過ごしていました。
各々が各々で自由勝手気ままに行動し、それで成立しているこのキャンプが素晴らしいと思います。どうしてもグループキャンプだとグループで何かをしないといけないと考えがちですが、付き合いの長い彼らはそんな事は無く、そして変に気を使う事も無く、自由に過ごさせてくれます。
私自身は絵を描いたり、池田工業社のパタパタ飛行機を作って飛ばしていました。

童心に帰るのも悪くない。
・・・と遠くを見ると今回のグルキャンとは関係無い知人が居ました。
そうこのテント、先日一緒に長野でキャンプした高校時代の部活の後輩です。
そして8月18、19日一緒に内山牧場リベンジの約束をした後輩Lです。
こんな家から遠い所で偶々遭遇するというのはある意味悲劇。
多分、私以上に彼が悲劇。
ソロキャンプに来てみたら高校時代の部活の先輩がグループキャンプしている。
ソロキャン台無し。意味無し。
「災難だったね~」なんて話しをしていると、このキャンプ最終日の明日15日夜から共通の知り合い(高校時代の部活の別の後輩)と遊ぶそうなので、折角なので私も混ぜてもらう事になりました。
その後、自サイトに戻り、早めの食事を取ります。
キャンプでは早め早めの行動が重要です。
昨日学びました。
食事を終え、18時半にはお風呂へ。
お風呂はキャンプ場から歩いて5分の奥日光小西ホテルです。

(※お風呂の写真は公式ホームページより転載)
ここのホテルの温泉は非常に綺麗で露天風呂も整っている。★4つ。
ちなみに普通に宿泊しようとすると4万円くらい掛かる。
★18年8月15日(四日目)
この日は3泊4日のこのキャンプ最終日。色々あったようで何も無かったこのキャンプはあっと言う間に時間が過ぎて行きました。
朝食は定型といきたいのですが、いつもの食料は尽きたのです。
仕方ないのでカップヌードル。にコンビーフを入れる。
あと残っていたヨーグルトとココナッツサブレ。
ビジュアルに問題ありだが美味しければいいのだ。
そして撤収。
久しぶりに高校時代の部活の先輩達と遊んだ。
童心に戻るというのはこういう事で彼らと遊べば高校時代に戻った気分だ。
さぁ、帰ってベッドで寝よう。
久々のベッドだ。
:
:
家に帰った頃にはもう後輩達との待合時間が近づいていた為、直ぐに出発。
ベッドで寝る事はまだ許されないようだ。
起案者と思われる後輩Yからメールが届く。
「寝床は各自用意して」
寝床?
寝袋ですら無いのか?
メンテもままならないままテントと寝袋のみをまとめ後輩Yに会う。
後輩Yは湯元キャンプ場で会った後輩Lを車に乗せていた。
後輩Yの車に乗り込み話しを聞くと、
・今回は何をするかも決まっていない。
・あとのメンバーは川崎に住んでいる後輩Sの計4名
・ホテルではなく屋外で一夜を過ごす。そして車中泊は2人が限界。
との事だった。
話しをすると後輩Yは今回の起案者で、尚且つ車を出すという立場で、さすがに自分は車中で寝れると踏んでおり「寝床を用意しろ」と連絡したものの彼自身はテントは持ってきていないそうだ。タープとレジャーシートは用意したとの事。
後輩Lはテントは家に置いてきたらしい、寝袋もインナーシュラフとマットのみ。自分だけは車中泊出来ると根拠無き自信に溢れていた。
私はテントとグランドシート、寝袋、調理器具とテーブル。貢献度が高く先輩という立場から「もしかして車中泊しても許されるんじゃないか?」という疑念に駆られていました。
川崎に到着し、後輩Sを拾う。
後輩Sは調理器具とマットを持参。
それでは出発...という所でYの車から異音が。
ここで急遽Yの車からSへ乗換えが決定。
走る事3時間。
深夜1時半。
Yの知っていた山梨県の野営ポイントに到着。
半径5kmに人の気配無しという様な山奥。もちろん携帯の電波等無い。
ここでどう朝まで寝るかという話しになり、
Sの車で来たという事でSが車中泊。
テントを持ってきた自分はそのままテント泊。
車を失ったYと、舐めプのLはタープ泊。
テント泊で耳栓もしていたので分からなかったが、この夜は途中から雨と強風で、且つタープが小さく足が外に出てた上に、敷いているレジャーシートも小さく足が地面にはみ出していたようだ。
テント泊の自分はキャンプかな?と思っていたが、
タープ泊組みはキャンプでは無くビバークと言っていた。
やはり持ってて良かったムーンライト。
★18年8月16日(五日目)



どこやねん
近くの看板を確認すると「大菩薩嶺」の近くのようだ。

近くにはダムがあり、

過去に大菩薩嶺に登山した写真と比較すると
何となく場所が掴めた。
朝食はおでん、イカ飯、ベーコンエッグ、ウインナー、パン。

夏の朝からおでんとイカ飯は斬新。
朝食後、片道30分の距離に展望台があるとの事で一路見に行く事に。

到着したものの雲の中。
ホンマどこやねん
その後、フラフラと当ても無く道の駅「たばやま」へ到着。

温泉が併設されていたので入浴。


日帰り入浴専用施設だから当然だが質は凄く高く、★4.5を付けたい。
温泉に入って食事。


その後、大人気無く川原で遊んだりして帰宅。
こういう当ての無い旅は20歳頃、このメンバーで良くやっていたがまさかこの歳でやると思ってもみませんでした。けど、本当に楽しいし、前日までの日光湯元で高校時代の部活の先輩らとキャンプに引き続きという事もあり、なんだか自分が若返った気がしました、皆さんも是非オススメ。
はい、以上で終わりにします。
お盆休み皆さんどう過ごされましたか?
それでは皆さん良いアウトドアライフを!
GWに日光湯元キャンプ場に行ってきました。
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