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クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える

   

クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える

~ クッカーに付いた頑固な焦げ付きを除去する方法を考える ~



当Blogにアクセス頂きありがとうございます。
Caramel Candy Camper管理者のHagarieです。

あぁ、2週間以上もキャンプに行けていない、早く行かなくては(禁断症状)

クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える

 前回、「初心者の為のご飯の炊き方の話」という事でクッカーでご飯を炊く方法について説明しましたが、この様にキャンプでは小さなクッカーで炊飯をはじめ色々な調理を行ないます。

そして一般的なクッカーは家庭用の鍋やフライパンの様にフッ素加工などもされていません、さらにクッカーを加熱する熱源も家庭用のコンロとは違い、たとえばバーナーを使ったとしてもコンロに比べ熱を与えられる面積は狭く、焚火だったら熱の管理、調整も難しいはずです。そういった諸々の要因によりクッカーには簡単に焦げ付きが発生してしまうのです。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
という事で今回はクッカーに付いた焦げ付きの除去方法を紹介します。

★焦げ付きとは?防ぐ方法は?

 今回は、下の写真の通り、フライパン代わりに肉を焼くのに使ったアルミクッカーのフタを例に説明したいと思います。どうしようも無いくらい焦げ付いていますね。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える

しかし、そもそも焦げ付きってなんだと思いますか?
皆さんは今まで焦げ付きについて考えた事がありますか?

肉や魚に含まれるタンパク質は60度~170度に加熱されると、金属にくっ付きやすい性質を出てきます、これを"熱凝着"と呼びます。コレがあの厄介な焦げ付きの正体です。

謂わば焦げ付きとは金属に接触したタンパク質が熱により化学反応を起こし固着してしまったものと言えるでしょう、逆に言えば金属とタンパク質が接触しなければ熱凝着が起こりません。

つまり焦げ付きを発生させない様にするには、金属とタンパク質を接触させない為、クッカーに食材を投入する前に表面に油を引けば良いのです!

もしくはタンパク質は180度以上に加熱すると、変性され、熱凝着を起こし難くなります。そこで予めクッカーを十分に加熱しておき食材を投入すれば熱凝着を起こし難くなるのですクッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
結論として世間一般の常識的な方法が一番の様です。


★焦げ付いたら除去

 では今回の本題に移ります。上述したような焦げ付き対策を十分にとっていても、焦げ付くときは焦げついてしまいますよね。

という事で焦げ付きの対処の方法を書いていきます。

特に今回は水道水を出来るだけ使用しない方法で書いていきます、アウトドアではキレイな水は貴重ですし、そもそも流し台などがあれば、水で流しつつ3Mの「スコッチブライト」とかで擦ってればキレイになっちゃいますからね。

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あと、家庭では重曹で焦げ付きを取る方が多いと聞きますが、アルミニウムは重曹により変色してしまうので、アルミクッカーを使用している人は重曹に注意ですよ。



☆焦げ付いたクッカーに水を入れ沸騰させる

 多くの人達がやっている方法です、水分が抜け硬くなってしまった焦げ付きをお湯の力により柔らかくしつつ、沸騰させることにより気泡を発生させて気泡の力により焦げ付きを浮き上がらせる意図があるようです。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える



☆さらに木ベラで擦る

 既にお湯で柔らかくなった焦げ付きについては木ベラ程度でも結構落ちます。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
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その後、水を取り替え、もう一度沸騰からを何度か繰り返せば殆ど落ちます。



ソロキャンパー向けの木ベラなんて無いので木の"もんじゃヘラ"で良いんじゃないかな?
 



☆それでも落ちないような頑固な焦げ付きには

 沸騰や木ベラ如きで落ちない様な強固で頑固な焦げ付きは、クッカーが傷つく覚悟でナイフ等で擦るのが一番楽です。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
ナイフで落ちない焦げ付きなんてありません、ガリガリ落とせます。ただクッカーには少し傷が付く恐れがあるので、クッカーに傷が付けたくなければ慎重に焦げ付きだけにナイフを当てて落としてください。




☆ちなみに私のナイフは...

 上記の写真ではオピネルで焦げ付きを擦っていますが、実際に私が焦げ付きを落としているのはステンレス製の「ペインティングナイフ」です。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える

これらペインティングナイフは本来油画用のものですが、弾力にも優れ、形状的にも焦げ付きを落とすのに非常に都合の良い形をしています。
クッカーの焦げ付きを除去する方法を考える
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特に私のオススメのペインティングナイフは、上記写真の下側のヘラ形状のもので、ホルベインの「Sペンチングナイフ No,43」というモデルです。

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本当に扱いやすいモデルです。是非オススメ。




今回は短いですがこの辺で。

焦げ付きの落とし方が分かれば、もっと料理にも積極的になれるはず!

それでは皆さん、よいアウトドアクッキングライフを!ではまた!


合わせて↓この記事もどうですか?
寒いけどバーベキューに行って来た、あとスキレットの話とか







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