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キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

   

キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)


※この記事は2018年4月7日に毛虫、ムカデ、ノミ、ダニの項目を追加しています。


余談ですが、このBlogも開設から一ヶ月以上が経ち、気が付けば10,000pvを超えました。
本当に皆様のおかげです。誠にありがとうございます。
(※記事を書くのが公開の1週間ほど前の為、時差がありますがご了承ください)

私の下心から記事によくAmazonアソシエイトを貼っていますが、その紹介料も合計243円となりました。
本当に皆様のおかげです。誠にありがとうございます。もっと利用してくれません?




もう4月新年度です。完全に春ですね。

そう、キャンプシーズンの到来です。
つい先日までは朝方は氷点下とか行ってたのが夢の様です。

3シーズンキャンパーと一緒に奴らも目を覚ましています。

そう、です。

暖かい季節のキャンプは虫が多くて嫌ですよね。

虫が嫌で冬限定のキャンパーってのも多いと聞きます。


今回は虫除けの話しではなく、
前段階としてキャンプ場で見かける虫の話しをします。

虫について

 まず、何をするにも敵を知る必要があります。虫の紹介です。
キャンプでよく見る虫はアブブユ羽蟻と言ったところでしょうか。


(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 春から秋にかけて見られます。こいつらは血を吸う。吸われた後は痒くなる。羽音が嫌。結構居る。そんな人類へ嫌がらせをする為に作り出された様な虫です。

 そんな蚊ですがこいつらにも種類があって、体に黒と白の縞々があるヤブカと、全体的に茶色っぽいイエカ、あと形状は蚊そのものなんですが刺さないユスリカがいます。ヤブカは殆ど明るい時間帯に吸血しに来て、イエカは夜に吸血する事が多いです。どちらの蚊もCO2高温乳酸(匂い)に反応して刺しにくるので、息が荒く、体温が高く、汗臭い人は私には近寄らないでください。生理的に無理です。

 よく男性が刺されやすいとか、黒い服を着てると刺されやすいとか言いますが、基本的にはCO2、温度、乳酸、この三要素によって刺されやすさが決まるので直接的には影響が無い様ですが、黒い服は体温が上がりやすかったり、男性の方が筋肉量が多いのでCO2の排出量が多かったりと間接的に影響している様です。私の経験上、お風呂上がりや川遊びの後、特に足を綺麗にすると蚊に刺されなくなります。乳酸(匂い)?

 少し余談になるのですが、色々な虫除けアイテムの対象害虫の欄を読むと「ユスリカ」と書かれている事があります。そもそも上述したとおり吸血しません。ではなぜ「蚊」もしくは「ヤブカ」や「イエカ」とは書かず「ユスリカ」なんて書いているのでしょうか。多くの場合は他の蚊には効果が薄くユスリカにしか効果が無いせいです。知らない人は「ユスリカ?そうか蚊に利くんだな」と思ってしまいます。まさに言葉のマジックですね。もちろん全てがそういう訳ではありませんが、そういった製品も多いことは確かです。

2018年4月30日追記:
どうやら対象害虫がユスリカになっていたのは意味があったようです。

 (→関連:ユスリカにしか利かないなんて間違いだった!!)





(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 夏から秋にかけて見られます。こいつらは刺されると痛い。種類によっては凄く痛い。痛いどころかアナフィラキシーショックで最悪死ぬ場合がある。そんなとても厄介な虫です。知ってのとおり種類はたくさんいますので、ここで全部紹介してたらキャンプシーズンが終わってしまう為、今回は簡単にです。

 とにかく蜂は刺される最悪死ぬという事実があるので存在感が凄まじいですよね。特にスズメバチ。黒い服が刺されやすいと言いますが、知り合いが白い服を着て身を低くして刺されているのを見たことあります。何をしてても蜂の気分次第で刺されますので見付けたら距離を取りましょう。

 夏から秋にかけ色んなところに巣を作ります。低木の茂みの中だとか、木の根元の地面の中だとか、共同炊事場の軒なんかにも巣を作っているのよく見ますね。

 管理が行き届いているキャンプ場でも防ぎきれない場合もあるので、夏場のキャンプでは蜂に襲われない為にも、周囲のお客さんが襲われてないかも含めよく周囲を観察し、サイト設営や設備利用を心がけましょう。

 また不意打ちにも注意しましょう、服やタオルを干しておくと中に潜まれることもあるので、使用前にバサバサと振り回してください。

 あと蜂を攻撃したり殺したり、近くで大きな声を出すとフェロモンを出されるのか他の蜂まで襲ってきますので、殺さず、静かにゆっくり立ち去りましょう。ちなみにオオスズメバチは本気で飛ぶと時速40kmで飛べるそうです。戦うのは無謀です、もしもあなたの近くで戦おうとしている人がいても、その人は殺さず、静かにゆっくり立ち去りましょう。




アブ

(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 パッと見ると巨大なハエです。蜂のサイズですが胴と腹がくびれておらず蜂の様にカッコいいフォルムではありません。主に春から夏にかけて見ます。刺されると凄く痛く、後に凄く痒くなります。こいつらは見た目こそ大きなハエですが、蜂と同じような対応を心がけてください。ただアブは殺しても仲間を呼ばないので(推奨は出来ませんが)電撃ラケット等あれば排除も可能ですね。




ブユ(ブト)

(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 ブユ。ブトなんて呼ぶ人も多いですね。凄く小さいので意識しない人も多いのでは無いでしょうか。体長約3~5mm。冬の終わりから、冬の半ばまで居ます。居ないのは12月後半から1月中旬くらいまでですね。渓流や湖なんかの水辺のキャンプ場だと結構います。朝夕とか曇りや雨の日なんかの湿度が高く気温の低いタイミングで来襲します。

 刺される(噛まれる)と結構痛いですし、流血する場合もあります。刺された直後は大丈夫ですが、早ければ次の日には驚くほど腫れます。そして恐ろしく痒く、場合によってはアナフィラキシーショックで熱が出たり、それが1週間以上続いたりもするそうです。また、刺された箇所を掻くと腫れが一向に引かなくなり(酷い場合は年単位で痒みが治まらない場合もあるそうだ)、治ったあともシミとして残るので、決して傷口を触らないことです。




羽蟻



≪画像は気持ち悪いので自粛≫

羽根の生えた蟻です。



 春先から夏にかけ見られますが、秋以降もわずかに見ます。

 私は去年2017年のゴールデンウィークに人の居ないキャンプ場でソロキャンプをしたところ数百匹の羽蟻に囲まれた事があり、それ以降、羽蟻が大の苦手になりました。

 羽蟻は刺したりはしませんが、たくさん集まって非常に気持ち悪いです。数の暴力です。調理中の料理などにも容赦無く突っ込んできます、「羽蟻入りのカレーを何も気にせず美味しく食べられたら一人前キャンパー」なんて言葉を聴いたことありますが、あんなのはキチガイ狂気ですね。考えただけで鳥肌です。





(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 蟻は結構噛み付いてきますね、種類によっては手で払ってもアゴだけが皮膚に残ってしまう場合があるので注意してください。また噛まれた箇所は蟻酸によって腫れることがあるので、その時はアンモニアが有効です、キンカンを利用しましょう。蟻も種類が多いですが大体一緒ですね。蟻は雑食で甘いものだけでなく、油断してると調理済みの肉なんかも食べるようで、朝起きたらテーブルの上に置いておいた焼肉の残りに大量に集まってたとか聞きますね。

 普段は何もなければ大丈夫ですが、巣の上にテントを立てると朝テントが(外も中も)蟻まみれなんて事がありますので、テント設営時は十分に気をつけてください。

 灰が苦手なようで、焚き火台周辺には殆ど来ません、だからと言ってテントの周辺に灰は撒かないでくださいね。





毛虫

(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 毒を持っているのは一部の蝶や蛾の幼虫に限られます。毒のある毛虫に触れると、赤い小さな発疹が広範囲に発症し、激しい痒みを伴います。皮膚表面に毛が残るので掻くと広がっていきます。イラガという蛾の仲間の幼虫の場合は、触れた瞬間から痛みと発疹が生じ、1~2時間で一旦治まるものの翌日赤く腫れて痒くなることがあります。

 ちなみに今後紹介していく虫除け方法で毛虫を遠ざける方法はありません。毛虫は木に付いている事が多いので木に近づかない事で刺されるのを防ぐようにしてください。




ムカデ

(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 ムカデ。漢字で書くと"百足"。その百本の足はそれぞれが獲物を捕らえる武器です。百本の足で獲物に傷を付け、足の根元にある毒腺から傷に毒を付着させます。ムカデの毒は非常に強力な為、齧られた場合、正しく対処しないと重症化する場合があります。

毛虫同様、今後今後紹介していく虫除け方法でムカデを遠ざける方法はありません。地面に忌避剤を撒けば来なくなりますが、キャンプでそれってどうなの?って話しです。ムカデが居そうな、落ち葉の溜まっている所やジメジメした草むらは避けましょう。




ノミ

(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 ネコノミによる被害が殆どです。ネコノミという名前ですが、ネコだけでなく色々な動物にも寄生します。野生動物が多い場所などでは、動物から離れたノミがそこに来た人間を刺すことがあります。体長は2~3mmほど。刺されて1~2日後に赤い発疹と強いかゆみがあらわれ、水ぶくれができることもあります。





ダニ

(※写真はWikipediaから転載)
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)

 ネズミに寄生するイエダニによるものが殆どですが。刺されると半日~1日後くらいに赤い発疹と強いかゆみがあらわれます。またマダニに刺されることもあります。マダニは体長1~3mmと大きく、吸血しているのを無理に取ろうとすると、頭が皮膚に残って炎症を起こしたりします、特に下の写真のフタトゲチマダニには注意してください、ぱっと見、ダニではなくイボの様にも見えます、それ故に知らずに摘んだり、無理に取ろうとして人体に無数の卵が排出され感染症になる事例が結構あります。必ず病院に行ってください、感染症で結構死んでます。
キャンプでの虫除けの話(虫紹介編)




今回はここまで!

まずは虫の紹介だけで終わってしまいましたが、後日虫除けの話しをしたいと思います。

以上、宜しくお願いします。


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